桜色の男の子2

♧ ページ12

浦島「俺は浦島虎徹！
ヘイ！俺と竜宮城へ行ってみない？
行き方分かんないけど！」


笹貫「オレは笹貫
へぇ、これなら竹藪や海に投げ捨てられても
自分で戻ってこれちゃうなぁ」





浦島ちゃんと笹貫ちゃんが来ては
直ぐに北谷菜切ちゃん同様本丸へと転送し




いよいよ残りは光忠一振りだけとなった




謙信「はー！疲れたぞ」

『お疲れ様』

五虎退「虎さんもへばっちゃいました・・・」

姫鶴「休憩しようね、ごこ」

愛染「ぐわぁぁぁぁあ！あっちぃ！！」

太鼓鐘「アイス食いてぇ！」

青江「はぁ、、何処もかしこもぐっしょりだよ
あぁ、勿論汗の事だよ」

物吉「見つかりませんね、実休さん」

鶯丸「一息つくとするか」

大包平「おい、熱い茶は要らんぞ！」

日光「もうへばっているのか、どら猫」

南泉「そ、そんなこと無い・・にゃ！」

歌仙「それにしても毎度のことながら
夏の連隊戦は暑いね・・・」

蛍丸「麦茶ちょうだい、国俊」

大倶利「近づくな、暑苦しい」

同田貫「ぁぁああああぁ・・クソ暑いなッ、」



長谷部「直ぐに主からの命が出る！
気を抜くなよ、お前たち」



全員疲れ切っているようで
寝っ転がる者、お茶をがぶ飲みする者
座り込み項垂れる者


それぞれである





『お疲れ様
燭台切ちゃん、福島兄ちゃん』


福島「ありがとな」
燭台切「少し疲れた、かな」


『わわ、』



二人してギュッと抱き着いてくる為
暑くてクラクラしてくる



『はい、タオル』



冷水で冷やしたタオルと
キンキンに冷えた水を渡す





『ちょ、燭台切ちゃん顔真っ赤だ！
倒れちゃうよッ！？！』




もう一枚タオルを出し
グッとそのまま顔を拭う



『ど？きもちいい？』






そう言って顔を覗き込めば
燭台切ちゃんはカッと目を開き




燭台切「こら！！！！」


と怒ってくる




福島「今のは俺達以外にしちゃダメ、だぞ」

『え、、、え？？？』




頭の中がハテナで埋め尽くされていると
チリンチリン、と鈴の音が鳴る







主ちゃんからの合図だ

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