memory5 ページ6
アリス「エンジェル・フィックス」
着いた途端、アリスがそう言った。
ヒロ「…エンジェル・フィックス?」
オレがそう聞き返すと、アリスは憂鬱そうに口を開く。
アリス「…Aが服用している、麻薬だよ」
ヒロ「………………」
少佐「でも…Aはそんなこと、一言も…」
少佐は、そんなことを呟く。
アリス「だからぼくも、困っているんだ。彼女の口から、そのエンジェル・フィックスという言葉と、助けてっていう言葉が出なければ、手の施し様が無いからな」
オレはふとAの顔を見た。
相変わらず目は覚まさないが、少しだけ赤みが戻っていた。
アリス「で、ぼくは全員集めろって言ったよな?なんで、テツがいないんだ?」
ヒロ「なんか忙しいって言われた」
少佐「…暇なくせに」
少佐がそう呟いたのは、聞かなかったことにしよう。うん。
アリス「とりあえずAは縛っておけ。暴れられても困るからな」
アリスはそう、言い捨てるといつものようにPCに向き直った。
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野崎飛鳥(プロフ) - いいですよね~、神様のメモ帳♪更新楽しみにしてます(^^) (2014年7月29日 22時) (レス) id: a770793373 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レオ | 作成日時:2014年7月10日 22時