5 ページ6
side yb
二年生組が来て、全員が揃った。朝集まったからといって特に何をするってわけでもないけど。たまーにやり切れなかった仕事することがあるくらい。今日は何もなかったと思うけど..。なんて考えてたら、
「今日はこの15分の間で出来るだけ部活動予算案の整理するから。皆知ってると思うけど知念が主張文コンクールの準備で忙しくて会計処理が追いついてない。協力して今月までに纏めなきゃだから宜しく。」
.....あれ?お仕事あったみたい!てへ☆やっぱ俺光がいないとだめだなぁー。そんなこと思ってつい光を見つめてたら軽く罵られた。素直じゃないなぁ。にしても、
「知念凄いな。よくあんな毒舌作文が選ばれたよ。」
「んー?ああ、あれねえ流石に口が悪すぎって直された。涼介と慧ちゃんに。僕は腐りきった政治について純粋に意見を言ったまでなのにー。」
「伊野尾も?珍しいなお前が。」
「直したっていうかー、最初に山田が、もうちょっと優しく言ってあげたらって言い出して俺はそれにアドバイスしただけだよー。」
「....いのちゃ、...慧、それいつの話?」
(‼‼大ちゃんの慧呼び‼)
「うえっ?えーっと...、その日は確か、同好会昇格審議が近くて、大ちゃんが同好会の活動監査に行ってる時だったかな?で、えー薮もいなかったのは、その前の月にあった生徒総会の結果報告に行ってていなかったからだと思う。」
「......そう...。」
「大ちゃん?」
「...なんもない。」
なんか伊野尾と大ちゃんの空気が怪しく...。ってもうこんな時間じゃん!
「あー、結局なんも進まなかったけど、もう授業始まるから今日はここまでな。また放課後。知念はコンクール頑張れよ。じゃ解散。」
知念の頭をポンポンして、俺は生徒会室を出た。
------------------------------------
ここから放課後の集まりもすっ飛ばして一気に下校の時間に飛びますので、悪しからず。
96人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆん | 作成日時:2016年10月18日 17時