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「今日で、1年やな」
『うん』
「こうやってずっとAと居れて幸せやで」
『……っ 私も、、！』
イルミネーションを2人で眺めていると、首元には冷たい感触。
『……っ これ、、』
「ん、やっぱ似合う」
ネックレスを付けてくれたんだ…
「…俺、仕事が仕事やからAのことこれからも不安にさせちゃうかもしれん。…けど、これからもAのことはずっとずっと好きやから。誰よりも。…これからも一緒に居ってな？」
私の目を見て真っ直ぐに伝えてくれる壱馬。
『当たり前だよ…っ』
「あ、あと」
『……？』
「我慢はしないこと。…俺、知ってるんやからな。いつも寂しいからって泣いてたこと」
『…えっ』
「寝てる時、泣いてる跡あったし。笑 …これからは、寂しくても辛くても、どんな些細なことでもいいからちゃんと言って欲しい」
そう言い、抱き締めてくれた壱馬は温かかった。
･
不器用な優しさーMakoto.H→←記念日ーKazuma.K
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作者名：苺 | 作成日時：2020年1月11日 16時
