愛の宝箱 (ページ36)

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かわいい笑顔ーTaiki.S ページ36

コロナウイルスというご時世のせいで出かけられず、
めちゃくちゃ拗ねている俺の彼女。

「何そんな拗ねてんの笑」

『別に拗ねてないもん……』

とか言いながらベッドの上で毛布に包まれながら丸くなってる。

『だって、、今日は大切な日なんだよ？それなのに出かけられない……』

「そんな事言われても……」

今日は俺の誕生日。

彼女は去年から次の誕生日は何をするか、どこに行くかという計画を立ててくれていたらしく。

それが全部潰れたから拗ねている。

「たまにはゆっくりしようよ。俺こうやってAといるってだけで嬉しいし」

『でも……せっかくの誕生日だよ……？』

「いいって。っていうか去年の誕生日は一歩も外から出ようとしなかったじゃん笑」

『だって……たいき午前中お仕事だったじゃん
疲れてるかなって思ったんだもん』

とりあえず顔見せてくれないかな……

「Aちゃーん？」

『なぁにー……』

「一旦毛布から出てきてよ。笑」

『やだ……』

嫌がってるけどAの顔をちゃんと見たくて、毛布を剥ぎ取った。

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