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？「 そのだっさい名前やめてくんない？俺の名前はレイアなんだけど 」
あの日いきなり現れて松田元太を連れ去ったあの男。
中性的な顔立ちで、その目を見ていると体が固まる。
自らをレイアと名乗るUは、
俺たちと同じく刑事のような格好をしていた。
レ「 ねえ俺達のこと指名手配してくんない？ 」
岩「 は？ 」
レ「 BLACKのことを指名手配して欲しいんだよ、
" いずれ世界を纏めあげる組織 " だから 」
いきなり現れて、いきなり意味のわからないことを言うコイツ。
自らをBLACKだと名乗った上に、指名手配をして欲しい、なんてかなり大胆すぎる行動ではないか。
というよりまずSPACEを知っている時点で、只者じゃない。
レ「 ジェシーさんなら、BLACKに大歓迎なのになあ、めっちゃいい能力持ってるし 」
岩「 お前、警察を舐めんなよ 」
レ「 は？能力もない人が何言ってんの？ 」
俺らとの距離は5m程あいていたはずだったのに、レイアは指を鳴らすと一瞬で俺の目の前に来た。
レ「 能力を持つ者こそが人の上に立つべき存在。
あんたみたいに能力を持ってない人とか、役立たずな能力を持ってる人は早いうちにいなくなった方がいいでしょ 」
大きな瞳で、キッと俺を睨むレイア。
俺は、腰元にある銃に手をかける。
いつでもこいつを撃てるように。
プルルルという着信音が鳴ったと思えば、その音はレイアの携帯かららしい。
レ「 チッ、いいとこなのに…、もしもし、はーい、はい、戻りますね 」
レイアは一瞬電話を終えると、再び俺を睨んだ。
レ「 今日は帰ります、でもまた来るんで指名手配の件、考えておいてくださいね 」
あ、それと、と付け足したレイアは、俺に向かって指鉄砲のポーズをした。
レ「 これは、借りを返すってことで 」
「バン！」とレイアが口で発砲した音を出すと、
突然、彼の人差し指から出た銃弾が俺の右腕を掠めた。
岩「 っ、！ 」
レ「 じゃあね！ 」
指をパチンとならした瞬間、その場から消えたレイア。
あいつ、俺がこの間したことをそのまま返してきやがった。
右腕からは思った以上に血が出ていて、段々と痛みが出てくる。
ジ「 岩本さん大丈夫ですか、こっちへ来てください 」
俺は、右腕を押さえながらジェシーさんについて行く。
U、もといレイア。
瞬間移動の他に、手から銃弾を撃つ能力があるのか？
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ひらひら(プロフ) - 元々SPECなどが好きで、作品・予告動画の雰囲気が大好きです…！続編の公開もお待ちしております…！素敵な作品をありがとうございます！ (2023年2月1日 15時) (
レス) id: c4466634c3 (このIDを非表示/違反報告)
tama0802(プロフ) - 大好きです！無理せず頑張ってください！ (2022年3月19日 20時) (レス) id: 79f1409eb9 (このIDを非表示/違反報告)
Kagarizukikosam(プロフ) - めちゃ面白かったです、！！ 更新待ってます…！！ (2021年7月18日 16時) (レス) id: 03554a3892 (このIDを非表示/違反報告)
Snow(プロフ) - 続編待ってます^_^ (2021年7月4日 21時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
Bear(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！続編も楽しみに待ってます！ (2021年6月24日 14時) (レス) id: 3daf0f2645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：b.
| 作成日時：2021年3月20日 19時
