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あの話から二ヶ月。
「 招待状ってどうやって書けばいいんだっけ 」
「 地図とか書くべき？？ 」
病室で結婚式の準備を進める僕達。
Aは、自分の足で歩けるうちに挙げたいと言った。
「 あと何枚？ 」
「 もう終わったよ 」
一ヶ月後に迫る僕達の結婚式。
バージンロードを歩く相手はもう決まってるようだった。
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「 おーい、A、来たぞ 」
「 俺もいるよ〜 」
「 ふっか！さっくんも！ 」
二人がお見舞いに来てくれた。
「 Aが結婚か〜、しかもラウールとな〜 」
「 いや、結婚はちょっと前にしたから！結婚式でしょ！ 」
ふっかさんがさっくんをぺしっと叩く。
僕達と今でもこうやって話してくれるのは凄く嬉しくて、Aが人に愛されているんだって改めて感じる。
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「 A、来たよ 」
「 ひさしぶり 」
「 舘様、翔太〜！ 」
偶然にもタイミングが重なって、病室には五人の男とA。
これ、個室じゃなかったら傍から見たら怖いだろうな…。
「 康二もラウールもいないから寂しいよ 」
舘様のカフェで働いてた僕と康二くん。
康二くんが、一足先に辞めて、その後に僕が辞めてから、完全なる人手不足だったから、大学の後輩を紹介した。
「 あの子、すごく要領が良いんだよ 」
「 俺、すっげえ連絡先聞かれんだけど 」
男が、惚れる顔面を持っている翔太くんの連絡先が欲しいのも無理はないな、と思った。
「 ここで合ってる？ 」
また、誰か来たと思えば、そこにいたのは
照くん。
「 照？！ 」
ふっかさんは照くんと同じ学校だったらしい。
「 様子見に来た、この間はありがとう 」
なんで、タイミングを合わせたわけでもないのに、こんなにみんなが揃うんだろう。
おかしくなって、Aと顔を見合わせて笑った。
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神奈(プロフ) - 死ぬほど良いですねこの小説。。。大好きです。 (2020年2月22日 22時) (
レス) id: 39da3a00d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：a.
| 作成日時：2020年2月15日 15時
