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「 ステージ4…… 」
通院する時に受けた、検査。
私の病気は、思ったより進行が早かった。
「 今すぐにでも、入院したほうがいいとは思うんだけど… 」
阿部ちゃんは、私が入院したくないのを知っているから、優しく、そう言った。
「 …私の命は、どれくらい？ 」
「 …もって、三年 」
「 ……っ、 」
知ってはいたけど、余命宣告は、辛い。
「 ちょっと、考えさせて、 」
そう言って、家に帰る。
歩くスピードも、食べるスピードも、だんだん遅くなってることに気づいていた。
物忘れが激しくなってきたことも、思うように筋肉が動かなくなってきたのも、全部知っていた。
でも、死ぬまで、忘れちゃいけない、忘れられないのは
「 ラウール、？ 」
目の前にいる、ラウール、貴方のこと。
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神奈(プロフ) - 死ぬほど良いですねこの小説。。。大好きです。 (2020年2月22日 22時) (
レス) id: 39da3a00d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：a.
| 作成日時：2020年2月15日 15時
