[妖怪学園Y] 蛇王カイラの魂を持つ者は、Y学園にいます！！Part２ (ページ21)

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　第3話ページ21

フブキ「え、ちょっと！女用に進むのって私とAの2人だけ！？」

メラ「当然だろ。」

フブキちゃんは怯えているようだ

『フブキちゃん、2人で行けば怖くないよ！』

私は、フブキちゃんを元気づけるために明るい声で言った

フブキ「・・・！A！そうよね！！」

そして、男子3人は左に進み、私とフブキちゃんは右に進む

カイラ「(何かあったら、私がいつも通り術を使う。)」

『(ありがとう、カイラ！)』

進んでいくと、右のカーブの曲がり角の先が見えてくると、怪しい人影が・・・・・

フブキ「ぎゃぁぁぁ！！」

『うわぁぁぁ！！』

フブキ「・・・って、裏でつながってたんかい！」

『び、びっくりした・・・』

フブキちゃんは、ジンペイ君たちに指差してツッコむ

そして、突然目の前の霧が晴れ・・・

巨大なお城の門の様な建物が現れた

ジンペイ「なんだ！？」

『あの校舎は、花子さんの妖気で作り出していたみたいだからね・・・』

？？「ようこそいらっしゃいました。」

『「「「「！？」」」」』

カイラ「(建物前に誰かいるぞ！)」

『え！？』

カイラに言われ、建物の前を見ると確かに、人の様なシルエットが見えた

？？「トイレの世界を統べる女王、``花子様``の住まわる``モラシタ・ラ・ダメリア``へ。」

コマ「モラシタ・ラ・ダメリア！？」

フブキ「なーんか、サグラダ・ファミリア的な感じね・・・」

2人が反目になっていると、門から1人の男性が現れた

執事「私は花子様の執事でございます。」

執事さんは、胸に手を当てて頭を下げる

ジンペイ「花子さんって、お城に住んでて執事までいるのか！？」

執事「それでは皆様、こちらにお越しになった用件は？」

ジンペイ「御用も土壌ねぇ！マタロウを返してもらおうか！」

執事「マタロウ？・・・あぁ、先ほどいらっしゃった花子様の新しいお友達ですね？」

フブキ「お友達？」

執事「はい。トイレに吸い込まれた者は、花子様の``永遠のお友達``になるのです。

ご案内いたしましょう、花子様の元に。」

そう言って執事さんは、門に向かって歩いていく

私達も執事さんの後ろに付いて、歩き始めた

カイラ「(この先、何が起きるか分からない。気をつけろよA。」

『(分かった。)』