[妖怪学園Y] 蛇王カイラの魂を持つ者は、Y学園にいます！！Part２ (ページ11)

今日:22 hit、昨日:6 hit、合計:14,823 hit

　第4話ページ11

ジョーン「デコヘッド軍曹がいなくなってしまった今、そのあとを継ぐのは

オニオン三等兵とイバラキ二等兵。演じるのは君達だ！！」

ジョーンさんが指差したのは、私とマタロウ君だった

マタロウ「えええぇぇぇ！！」

『私もですか！？』

ジンペイ「よかったじゃん、A！マタロウ！」

コマ「おめでとう！」

『(カイラ、私できる気がしないんだけど・・・)』

カイラ「(選ばれたんだ、やるしかないだろう。)」

まさか、選ばれると思っていなかった私は、うまくできるか心配な気持ちで

撮影現場に向かった

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

衣装に着替えた私とマタロウ君は、森の中にいる

ジョーン「じゃあ、オニオン三等兵、イバラキ二等兵！

次々と襲って来るゾンビを倒すシーンから行こうか！」

マタロウ「ちょっと待ってください！どうやってゾンビを倒せば！？」

ジョーン「この世界では、かつらを取るようにゾンビの髪の毛を取って

スキンヘッドにするとゾンビが死ぬようになっている！」

マタロウ「ええっ！！」

『それだけで良いんですか！？』

私達のことを無視して、ジョーンさんはメガホンを持って声を上げる

ジョーン「では、シーン58、アクション！！」

私は、自分い向かって来るゾンビたちをかわしながら、すきを見つけて

ゾンビの髪の毛を取っていく

ジンペイ「すげぇ～～」

コマ「Aちゃん、かっこいい！！」

カイラ「(上手いな。)」

『(ありがとう。)』

カイラ「(だが、玉田マタロウは・・・)」

カイラの言葉を聞いて、マタロウ君の方を見ると・・・

マタロウ君は、緊張して動けなくなっており、ゾンビたちから髪の毛を

取ろうとしても、避けられてしまう。

ジンペイ「ガチガチじゃねぇか・・・」

コマ「しょうがないなぁ・・・」

コマ君は、自分がカメラに映らないようにゾンビをマタロウ君の前に設置した

気づいていないマタロウ君は、ゾンビの髪の毛を引っこ抜く

マタロウ「やった！」

その後、ゾンビの髪の毛が取れず、マタロウ君は苦戦していた

ジンペイ「なぁにやってんだーー！！」

ジンペイ君が、カメラの前に出てゾンビの髪の毛を引っこ抜いた

そして、ジンペイ君は楽しそうな表情をする

ジンペイ「おお～気持ちいい！！」

ジンペイ君は、ゾンビ達の方に向かい髪の毛を取ったり付けたりを繰り返していた

マタロウ「何やってるの！？」