可愛くなってやる。【名前変換オリジナル】

十話 ページ10

ガラガラッ


あたしらは教室に入る。


誰だ？あたしのことが好きな人は誰だ？


「おはよ！千佳、美希。今日宿題提出だからね！朝の内に教卓に出しといて！」


親切に教えてくれたのは一組の頼れる学級委員、澤田陽菜。


明るくて誰にでも優しい彼女はみんなの人気者だ。


「あー。月野。はよ。」


このものすごいテンションが低いのは木島雅史。


昼頃に活発化する変温動物だ。


本人曰く低血圧なんだと。女かよ。


確かにあたしより可愛くてあたしと背が同じくらいだからあたしよりも女っぽいけど。


ちなみに隣の席だ。


「月野！今日寝不足？体調悪い？」


木島と正反対の高すぎるテンションで喋りかけてきたのは眞木大翔。


なにげめっちゃ鋭いところは尊敬する。


１mm前髪を切ったとか、シャンプーを変えたとかあたしからしたらほんとどうでもいい


ことに気づける、いわゆる たらし 。


まあ背が高くてイケメンだというのは否定しないけど、性格がな……。


思いっきりナルシストだし。嘘告とかよくするし。女の子泣かせてるし。


あたしより女子力高いし。あたしより女子力高いし。あたしより女子力高いし。


とまあこんなやつだ。


あ、でも友達になればいいやつだけど。


「月野じゃん。はよー。」


最後に挨拶をかわしたのは鈴原瑞樹。


別にカッコよくはないのだが、不細工でもない。


頭がいいわけではないが、悪いわけでもない。


どこまでも平均を行く男だ。

　
ただし運の良さだけは平均を大きく下回るという運の悪いやつだ。


この四人にあたしと美希をいれて一組一班だ。


割りとたのしいいい班。


あたしはこの班が大好きだ。



▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽



やっと主人公ちゃんの好きな人が出せました。


遅くなってスミマセン((T_T))


これからもわたくしマスカットをよろしくお願いします。(*＞∀＜*)

十一話→←九話

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す