君が………好き。【名前変換オリジナル】 (ページ18)

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いろいろあって6月のとある日。

梨花「うっしゃー！今日から野外活動だぜぃ！」

希衣「でも正直去年もいったしね～。」

裕樹「まあな。そこまで楽しみでもないよな。」

希衣「明日の行動班には美緒いるしね。」

裕樹「あはは。」

ウチら4人はバスの出発前からこのテンション。

周りの友達に迷惑そうな顔をされたけど、私はめげない！

そして、そろそろ作戦決行の時じゃない？

高宮に目で合図をする。

裕樹「おわっやっべ！」

おもいのほか上手くこぼす高宮。

そう、作戦とは、

高宮が席にお茶をこぼして、座れないから席ずれてや！

そうすれば希衣と秀太は隣だぜ！って感じだ。

梨花「え、なに？高宮お茶こぼしたの？」

裕樹「うん。俺は濡れてないから大丈夫だけど、席湿っててさ。」

よしよしいいぞ。

その調子だ！

裕樹「秀太席ずれてくんない？」

秀太「俺はいいけど、隣でもいい？希衣。」

希衣「ん～。まぁしょうがない。いいよ。」

よっしゃ！

作戦成功！

あとは頑張れ秀太くん。

梨花「ねぇ、私今日が楽しみ過ぎて昨日寝れなかったんだ。だから寝るね。」

そして窓の方見て寝たフリ！

…………しようと思ったんだけど、昨日ほとんど寝てないのは事実だし、

私のまぶたはどんどん落ちて行く。

－－上手くいったかあとで高宮に聞こ。－－

私は睡魔に白旗を上げた。