55：男の勘。女の勘。-Masaki side- ページ26
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雅「・・・あ、もしもし莉奈子ちゃん？」
"オーライ"から帰宅途中、情報収集のために電話をかけた。
莉"はい。相葉さん、ご無沙汰してます"
Aの友人、莉奈子ちゃんだ。
雅「Aから聞いたよ。
この間、二人でランチしたって」
莉"はい。久しぶりに会いました"
雅「どうだった？」
莉"・・・家族との時間を大事にしろって、伝えました"
雅「そっか・・・」
莉"あたしには、Aの巻き込まれてる状況がイマイチ分からないから
・・・でも、何かあの子のためにできないかって思って・・・"
雅「うん、莉奈子ちゃんの想いはきっと伝わるよ」
莉"はい・・・あの、進展は何かありましたか？"
雅「うん。少しずつね。
なんか・・・クライマックスな感じがするんだよなぁ・・・」
莉"それって、相葉さんの勘ですよね？"
雅「あは、バレた？」
莉"ふふ・・・でも、なんだか複雑です。
早く終わってほしいけど、終わってほしくない"
雅「そうだね・・・たぶん、それは俺達も一緒だなぁ」
莉"・・・あ、相葉さん"
雅「ん？」
莉"これ・・・言っていいのか悩んだんですけど、後悔したくないので。
A、みなさんと便利屋として働いていることが本当に楽しそうでした。
Aはオーライのみなさんのことが、本当に大好きだと思います"
雅「・・・」
莉"相葉さん？"
雅「それは・・・莉奈子ちゃんの勘だね？(笑)」
莉"えっ・・・あ、そう、ですね(笑)"
雅「んふふ、ありがとう。色々教えてくれて。また、よろしくお願いします」
莉"はい。こちらこそ"
電話を切って、一息ついた。
雅「"オーライのみなさんのことが大好き"かぁ・・・」
と、切ったばかりの携帯が"ピロンっ"と軽快な音を立てた。
液晶画面に映ったのは、"オーライ"ではなく
しばらく起動していなかった"大野探偵事務所"のメンバーに
一斉に送られたメッセージだった。
雅「・・・ニノだ」
そのメッセージを見て、歩く方向を180°転換した。
《皆さん、援護よろしくお願いします。》
たったその一言だったけど
俺達には十分すぎるくらい全て伝わった。
その時が、来たんだ。
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コハル(プロフ) - はまなさん» 楽しんでいただけて嬉しいです(;_;) ふたりの恋も加速する予定なのでぜひ今後ともよろしくお願いします！ (2016年1月24日 22時) (
レス) id: 3eed530d0b (このIDを非表示/違反報告)
コハル(プロフ) - 鈴翔さん» お返事、とても遅くなってしまってごめんなさい！ これから5人がどう解決していくか、楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2016年1月24日 22時) (レス) id: 3eed530d0b (このIDを非表示/違反報告)
はまな - 読ませていただきました！秘かに楽しませていただいてます(｡-_-｡)主人公ちゃんはどうなってしまうのでしょうか……二宮くんとの恋もどんな展開になるのでしょうか…楽しみですねo(^▽^)o (2016年1月23日 15時) (レス) id: ba6699d527 (このIDを非表示/違反報告)
鈴翔(プロフ) - お久しぶりです！主人公ちゃんの謎が分かってこれからどうなるのか楽しみです♪ (2016年1月8日 14時) (レス) id: 6560e08a39 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ推し - こんにちは！とっても面白いデス！ (上からになってるわ((殴) 続きすっごく気になりました。更新無理せず頑張って下さい！ (2015年12月12日 14時) (レス) id: 127c387c5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コハル | 作成日時：2015年11月15日 0時
