文豪達の理性崩壊注意報

甘党【江戸川乱歩】 ページ6

乱｢ねーねーAー、お菓子一緒に買いに行こー｣

貴｢すいません乱歩さん。今報告書がたまっていて…｣

乱｢えーっ｣

ムスーッ。

可愛い…けどここで乱歩さんと一緒に出かけたら私が死んでしまう。


乱｢あと、どれくらいで終わるの？｣

貴｢明日の太陽が顔を出す頃ですかね｣


乱歩はあからさまに拗ねた顔をした。

乱｢あﾞーAのせいで糖分が足りないー｣

貴｢あ、お菓子持ってきてますよ。確かそこらへんに…｣


と、乱歩さんは何かを閃いたようだ。

乱｢あ、本当だ。甘くて美味しそうなモノがある｣

そういうとデスクワークをしている私に近付いた。

む…嫌な予感しかしない。


そして私の椅子をクルッと回してぎゅうっと抱きしめてきた。


乱｢ねぇ知ってる？僕って甘党なんだよ｣

続いて耳を舐められた。

貴｢んっ…らんっ…ぽ｣

乱｢今日食べるのはいつもとは比べものにならない程甘そう…｣


耳を攻めるのをやめて、乱歩は味わうように深くキスをした。乱歩の舌が私の口に入ってくる。

乱歩のキスがあまりにも上手くて私の頭はボーッとしてきた。

乱｢いや、まだまだこれからだよA｣

ちょっと痛いかもしれないけど、と言って私を床に押し倒す。

うん、痛い。

乱｢糖分不足の僕を甘さで満たしてよねー。それじゃあA、いただきまーす♪｣



結局、報告書の期限に遅れて国木田さんにめっちゃ怒られました。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ティム様のリクです！遅れてすいません！

おまえが悪いからな？【芥川龍之介】→←理想のシチュエーション【国木田独歩】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す