本当は分かっている癖に…【太宰治】 ページ1
太宰さんはニッコリ笑ってトンッと私を軽く突き飛ばした。
あまりにも不意を突いたものだったので、わたしはついバランスを崩して後ろの壁にもたれ掛かってしまう。
私の顔のとなりに手をついて太宰さんが私を閉じ込めるような形になった。
太「私は何時も貴女のことを見てるのに…」
そういって私の顎をくいっと持ち上げた。
そこには余裕のなさそうな太宰さんの顔があった。
太「どうして貴女は私の気持ちがわからない?」
_____ふわり
そして唇が重なった。初めは優しく…だんだん深く、激しく。
貴「…んぅっ…はぁ…っふ…」
太宰さんの舌が私の舌を優しく絡めとる。
私の頭は次第にぼうっとしていく。
甘くて…溶けそうだ。
太宰さんがやっとキスをやめてくれると、お互いの口を銀の橋がつないだ。
太宰さんはそれをコートの袖で色っぽく拭って笑った
太「フフ…ご馳走様。あれれ?Aちゃん、なんか物足りなさそうだな〜……もっかいやる?今度は私、止まらないよ?(ニヤ」
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(=^・^=) - 今、芥川役で『龍ちゃん大好き』になってるトコなんですよ…。 (2020年12月3日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィオラ - しぐれったさん» ???「24歳!学生です!!」 (2020年5月12日 14時) (レス) id: 623f3ee5b5 (このIDを非表示/違反報告)
しぐれった(プロフ) - みうさん» そそそそそそそそんな意図なかったですよ。べ、別に書いてる時に先輩感出たけど誰も気づかないかって投稿とかしたりしてませんよ……わ、私は淑女ですから。 感想ありがとうございます!緩い気持ちで読んでってください (2019年7月27日 0時) (レス) id: cac4953071 (このIDを非表示/違反報告)
みう - 野獣と化したってwwww野獣先輩じゃんww このお話とても面白いです!!! (2019年7月26日 20時) (レス) id: 40cf893d3e (このIDを非表示/違反報告)
しぐれった(プロフ) - 実胡斗さん» リクエストありがとうございます。そしてお返事遅れてしまいすみません。リクエストですが、続編の方に書かせて頂きましたm(_ _)m (2019年7月7日 14時) (レス) id: c7820e4193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しぐれった | 作成日時:2016年6月7日 0時