第百二十九話 ページ5
あ、凶破。もう良いぞ。つか代われ。
《えー…ま、いいか》
…と、いうことで、代わりました。
「爆豪君！
その人形はねぇ、対象が気絶したりするとかで１分以上動かなくなったら消えます！
その間、対象を攻撃し続けるんだよ！」
さらに、人形には剣やら放火機やらを持たせているんだよ。
自分で言うのもなんだが物騒だね！←
…おろ？人形が消えた…っつー事は…。
気絶したか？
取り敢えず近付くか。
「おーい、爆豪君。
もう終わりかい？つまんないなぁ…」
ちぇ、と思って油断していた時。
BOOOOOOM！！
大きな爆発音がした。
それは、僕の目の前、つまりは爆豪君が出した爆発音。
「っは、マジかよ…」
どんだけタフなんだよ。
「オラ、俺はまだやられてねぇぞ道化師女！」
「ああ！そうじゃなきゃ張り合いねぇよ！！」
再び、拳が交わった。
もう両者共に血が流れ始めているが、そんなの御構い無しとでも言うように笑いながら闘っている。
事実、今僕は楽しい。
どれだけ血が流れようとも、どれだけ痛みが伴っても、僕はこの闘いをやめないだろう。
「あははは！
楽しいね！爆豪君！！」
「そんなんてめぇだけだわイカレ女！」
僕に出来た傷は、『無限再生』で永遠に治る。
対して爆豪君は生身の人間。
出来ることも、僕より遥かに少ない。
だが、爆豪君と闘って楽しいのは何故か？
胸が高ぶるのは何故か？
それは、爆豪君の個性の使い方、戦略…様々なものが僕と同じくらい、又は僕より少し上なのだ。
それは、僕の個性、頭脳を全て使って考えて、だ。
「ははっ、爆豪君、笑ってるよ！
楽しいんじゃないの？」
「んなわけあるか！
てめぇと一緒にすんな！」
何度違う闘い方や戦略で闘っても、爆豪君はすぐに対応する。
もうそろそろレパートリーが無くなってきた。
「痛ッ！
ってーなー…。
…爆豪君、女の子にも容赦ねーなー…」
「てめぇは女に含まれねぇだ、ろッ！」
「しっつれいだなぁ…。
何なら何回かナンパされたことあるんだぜ？」
「はっ、てめぇみたいな女にナンパする奴がいんのかよ」
「嘘じゃねえよ？」
「どーだかな」
ちなみにこれ、殴り合い、又は蹴り合いながらやっている話である。
…普通に廊下でしそうな話だね。
「さあ、そろそろ最後にしようか」
『万能糸』を発動。
燃えにくく、衝撃に強い糸を作る。
これで終わりにしようか。
「【
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リリムゥ - かげりんさん» 返信遅くなってしまいすみません！シリーズ最初から見ていただけてるとか…すっごい嬉しいです！面白いと言っていただけるととてもやる気がでます！これからも見てくださると嬉しいです！！ (2017年11月28日 15時) (
レス) id: 55dd47db07 (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - シリーズ最初から見てますけど、やっぱり面白いです!!サイコーです!更新頑張ってください。応援してます(´∀`) (2017年11月25日 10時) (レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
ウパメ(プロフ) - リリムゥさん» こちらこそ！よろしくお願いします(о´∀`о) (2017年11月19日 20時) (レス) id: c87849eac6 (このIDを非表示/違反報告)
リリムゥ - ウパメさん» コメント、ありがとうございます！そう言っていただけるととても励みになります！これからもよろしくお願いします！ (2017年11月19日 19時) (レス) id: 55dd47db07 (このIDを非表示/違反報告)
ウパメ(プロフ) - 返信が遅くなりすみません！設定が面白く、全て読ませていただきました！頑張ってください(*´∇｀*) (2017年11月19日 17時) (レス) id: c87849eac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリムゥ | 作成日時：2017年11月15日 20時
