【NARUTO】荒 野 の 紅 蜘 蛛【男主】

「ﾗｰﾒﾝ。」 ページ7

『ど、どうも。』


どもってしまったが…怪しまれないだろうか。


相手は相手でﾏｼﾞﾏｼﾞと俺の顔を見ている。


『…何か。』


ｶｶｼ「いや…君、赤砂のｻｿﾘって知ってる？」


知ってるも何も兄様の二つ名だ!!


…何て言えるはずもない。


『知らない。』


ｶｶｼ「…そう。


あ、引き留めて悪かったね。」


その言葉に無視して街の方に向かった。


ｶｶｼ「…あの子、ｻｿﾘにそっくりだなぁ。


俺の思い過ごしだといいけど……。」






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



＿＿＿＿＿＿＿





『主人、これとこれをくれ。』


「は、はい！」


ただ今散財中。


といっても全部無駄な金じゃない。


防音性の板や作業台の机やらなんやら買ったらこうなった。


全部家に送ってくれと頼んだから持って帰るには問題ない。





……さて、買い物は済んだ。


あとはﾒｼだけ…、と。


『ﾗｰﾒﾝ一楽…？』


ﾗｰﾒﾝか。


あまり食べたことがないな…。


…決めた、今日の晩飯はこれだ。


「いらっしゃい！」


『醤油ﾗｰﾒﾝ一つ。』


「はいよ！」


ちらりと隣を見ると黒髪の男性に金髪の少年が座っていた。

「どうせ。」→←「家。」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す