【NARUTO】荒 野 の 紅 蜘 蛛【男主】

「忘れた。」 ページ36

はたけが俺たちの方を振り返った。


ｶｶｼ「…お前ら…！最後にもう一度だけﾁｬﾝｽをやる。


ただし昼からはもっと過酷な鈴取り合戦だ!!


挑戦したい奴だけ、弁当を食え。


ただしﾅﾙﾄには食わせるな。」


…？


ｶｶｼ「ﾙｰﾙ破って一人昼飯食おうとしたﾊﾞﾂだ。


もし食わせたりしたらそいつをその時点で試験失格にする。


…あ、Aはどっちでもいいよ。」


了解した。


ｶｶｼ「ここでは俺がﾙｰﾙだ。分かったな。」


それだけ言うとどこかへ消えた…というかそこの木の裏に隠れてる、な。


俺たちの反応を見るつもりか？


さっき食わせるなと言っていたが…何か裏がありそうだな。


弁当を開けつつ考えているとふと思い出した。


＿＿＿＿ﾙｰﾙは破るためにある＿＿＿＿


…何の本にあったっけか。


だが、実行してみる価値はありそうだ。


『うずまき。』


ﾅﾙﾄ「ん？」


『これ、やる。』


うずまきに弁当を差し出した。


ｻｸﾗ「ちょ…ちょっとA君さっき先生が!!」


『ｱｲﾂが何を言ったかなんてもう忘れた。


別に腹は減ってないしこのままだとただのｺﾞﾐだろ。


そうなるよりはﾏｼだ。』


…はたけに少し反応があった。


手ごたえは…まぁありそうだな。

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