【NARUTO】荒 野 の 紅 蜘 蛛【男主】

「空腹。」 ページ12

金髪の髪を高いところでくくっている。


ｺｸﾘと頷くと、


「じゃあ私のいくらかあげる！」


『い、いらない。』


他の奴から貰うだと…!?毒が入ってたらどうする!!


「遠慮しなくても「そんくらいにしとけ、いの。」…ｼｶﾏﾙ。」


黒髪と茶髪が近づいてきた。


…で、この女がいのとかいうので黒髪がｼｶﾏﾙってﾔﾂか。


正直助かった。


ｼｶﾏﾙ「無理にやる必要ねーだろ。」


「いの、いらないんだったら僕がもらおうか？」


いの「ﾁｮｳｼﾞにはあげないわよ！」


『……。』


蚊帳の外、というやつか。


まぁちょうどいい。


空腹を和らげる薬なら確かここに…。


ｼｶﾏﾙ「…て、お前何だそれ。」


『丸薬だ。


これで多少空腹はﾏｼになる。』


口に含んでｶﾞﾘｯと噛むとあの変な味が口に広がった。


味はｲﾏｲﾁだが任務中などには役に立つ。


栄養は…どうか分からんが。


ﾁｮｳｼﾞ「君、ｼｶﾏﾙ以上に面倒くさがりやだね。」


『…？』


なんでそうなる。


ﾁｮｳｼﾞ「そういえば名前言ってなかったっけ。


僕、秋道ﾁｮｳｼﾞ。


金髪の女の子が山中いの。


で隣にいるのが奈良ｼｶﾏﾙ。」


ふぅん…。


まぁとりあえずは


『…よろしく。』


だな。

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