【NARUTO】荒 野 の 紅 蜘 蛛【男主】

「文。」 ページ11

『…変化。』


ﾎﾞﾌｯと煙に包まれた。


目の前のうみのに化ければいいだけ…簡単だ。


ｲﾙｶ「おぉうまいな！合格！」


…ｵｯｹｰがもらえたからよしとするか。







変化のﾃｽﾄが終わった後は昼休みをはさんで体術の授業があるらしい。


そして俺は昼休みがあるなんて知らなかったから弁当なんて持ってきていない。


…しかし人間の三大欲求には逆らえないものだ。腹が減った。


兄様だったらこんなことないんだろうな…あ。


俺としたことが…!!兄様からの文を読むのを忘れていた!!


ﾎﾟｹｯﾄから取り出して紙を開いた。




［Aへ


ｱｶﾃﾞﾐｰ入学おめでとう。


お前の実力ならさぞ退屈だろうが頑張ってくれ。


卒業試験には一発で合格しろ。


武運を祈る。


ｻｿﾘ］


兄様…!!


「「「(すごく花飛ばしてる…。)」」」


…ん、二枚目？


［P.S.


ちなみに伝達にはｲﾀﾁのｶﾗｽを使っているからな。


一回につき団子三本だそうだ。


よろしく頼む。］


…あの野郎。


団子三本…金がもったいないな。


あ、そうだ。


弟の報告…ということでいいだろうか。


とりあえずはそれで聞いてみるかな…。


「ねぇ。」


また隣の女が話しかけてきた。


「お弁当、ないの？」

「空腹。」→←「帰ってこい。」

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