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You side





誰とも関わらずに3年間過ごす。
そう誓ったとはいえ私にだって不安がないわけではない。ある程度のコミュニケーションは取らなければ完全に私はクラスから腫れ物扱いされるだろう。







「上手く…やってけるかな」






そんな不安げな言葉は教室にはいってくる教師の声によって呆気なく掻き消された。









ほぼ誰も聞いてないような教師の話が終わったようだ。




今日は入学式を終えた後は自由解散らしい。









華々しいはずの入学式。

周りは親や友達に囲まれパシャパシャと写真が取られ、笑顔に満ち溢れている。









私はというと…ただ孤独。それだけだった









親も来なければ、友達なんていない。虚しいなと思ったりもするがそんな感情今更持っても無駄だと頭の中で処理してしまう。









桜に包まれた多くの人間の笑顔を見て見ぬフリをして、朝とおなじように通り抜けて学校を後にした。

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みろこ(プロフ) - すごくいいお話です、。更新がんばってください!! (2020年1月14日 22時) (レス) id: e88739cb4f (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - めっちゃ面白いです!! (2019年12月10日 23時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅 孔 雀 | 作成日時:2019年11月30日 23時

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