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「好き、なのか?」

自覚しつつあるこの恋心。

でも、迷惑がられて終わるだろう、



この関係が壊れることだけは

何がなんでも避けたい。






2、3時間目の間の休憩時間、お手洗いへ

用を足して手を洗う


?「青木Aさん」


同性に声をかけられるなんて嫌な予感しかしない



「は、はいっ」

声がする方へ振り向くと、

朝の女の子と、他に2人がしかめっ面して私を睨む




嫌な予感は的中する



上「あなた宮近くんのなんなの?」


「な、なにって、友達…です」



上「貴方みたいな根暗が友達?」


笑っちゃうわねと言わんばかりに

馬鹿にするように笑われる






上「私ね、宮近くんが好きなの」

私の耳元で囁く。怖くて体が固まる。


上「協力、してくれるわよね?ふふっ」

不気味な笑い声




「…な、なんでよく知らない貴方にきょ、協力しないといけないんですか、!」

これが私の精一杯だった。





上「私に口答えするの?大事な大事な宮近くん、

あ〜それから中村くん?がどうなってもいいんだ〜」


「うっ、、」


そう言われると何も言い返せない






それを見かねたように


上「ふふっ。じゃあ決まりね。

宮近くんと、ついでに中村くんと喋らないで」



卑怯すぎる…そう目で訴えた

そんな反抗も虚しく終わる。


上「じゃ、よろしくね。

出来なかったら、タダじゃ置かないよ」




そう告げると、

3人はしてやった感満載に笑いながらお手洗いを

出ていった。


「どうしよ、最悪じゃん…」



3人の内2人は運悪く同じクラスだ



「監視役ってことかな、」









でも宮近くんや中村くんが傷付くくらいなら、

嫌われ役でも何でもする。









私の思考は道を踏み外してしまっていた

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みろこ(プロフ) - すごくいいお話です、。更新がんばってください!! (2020年1月14日 22時) (レス) id: e88739cb4f (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - めっちゃ面白いです!! (2019年12月10日 23時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅 孔 雀 | 作成日時:2019年11月30日 23時

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