検索窓
今日:6 hit、昨日:7 hit、合計:59,518 hit

28. ページ28

.






初めて視線を交わしたあの夜は土砂降りでまともに顔も見れなかったし、
今日の朝だって目を合わさなかった。







だけど宮近くんが急に話しかけてくるから…


反射的に顔を見つめ目が合ってしまった。





濃い眉毛に可愛らしいたれ目。俗に言うイケメン(?)







宮「俺さ、Aちゃんと仲良くなりたい」




宮近くんは積極的にものを言う人なんだろう。








「私と仲良くなっても無駄だよ」





はぁ話せるチャンスだったのに、

また突き放すような言い方をしてしまった。






宮「無駄かどうかは俺が決める。なんでそんなに冷たいの?あっ、俺のこと嫌い?」






笑いながら宮近くんは言う。


こんなにも突き放しているのにぐいぐいと話しかけてくれる宮近くんは素敵な優しい人だなぁって思う






「いやっ、そうじゃないけど…」





嫌いだなんて思ってもないし、
むしろ救ってくれた恩師みたいな存在。



私はどう返事したらいい?


困惑してると、




宮「ははっやっとまともに話してくれた!」



またそうやって笑ってくれた。

私はこの人に助けられてばっかり。








そうしているうちに
4時間目が始まるチャイムが鳴った









こんなにあっという間な休み時間はいつぶりだろう



少し楽しかったなぁ…宮近くんありがとう。

29.→←27.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
201人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みろこ(プロフ) - すごくいいお話です、。更新がんばってください!! (2020年1月14日 22時) (レス) id: e88739cb4f (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - めっちゃ面白いです!! (2019年12月10日 23時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紅 孔 雀 | 作成日時:2019年11月30日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。