赤いリードと緑のベンチ TH

21.外したプレート ページ21

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店を閉めると裏まで迎えに来てくれたジミン









ジミン「お疲れ様っ。」




「ごめんね、迎えに来てもらって。」




ジミン「ううん、こっちが誘ったから。」




「今日の夜ね友達と飲みに行く約束してて、


一時間しか無いんだけど大丈夫？」









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その頃









タニを迎えに行くと




ソアからチョコレートケーキをと言われ受け取って









ソア「みんなで良かったら食べて。」




テテ「ありがとう。甘いもの、みんな喜ぶよ。


じゃあ、またスケジュール分かったらタナのこと連絡する。」





ソア「うん。あっ、テヒョナ。」





テテ「うん？」





ソア「今度・・ご飯でも行かない？」





テテ「二人で？」





ソア「うん、二人で。」









宿舎へと戻ると




Aが働く店のパンがキッチンに置いてあって









タニ「ワンッ！」





テテ「うん？遊んでほしいの？」








リビングへ入ると


パンを頬張りながらゲームをするジョングギがいたから









テテ「ジョングギ、ケーキ貰ったから食べない？」




グク「食べるっ、どうしたんですかケーキ。」




テテ「あれ、ジミンは？一緒に退勤しただろ？」





グク「ドライブ行くって出ていきましたよ。」





テテ「誰と？」





グク「・・うーん、それは…


えっホールケーキ！？」





テテ「A・・？」





グク「たぶん・・ん？このケーキの真ん中、


なんかクリームがゴッソリないですよ？笑」





テテ「うん？


タナ、おもちゃ持っといで。」








荷物の中と部屋中を探し回るタニが戻ってくる









テテ「あれ？ソアのところに置いて来た？」





グク「タナ、おいでっ。ケーキ食べる？」




テテ「ダメっ、やるなよ？」









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ジミン「ホットコーヒーが二つ。」




「あっ払うよっ。」









ドライブスルーで飲み物を注文するジミンに






慌てて財布を鞄から取り出す私








ジミン「いいって。」








サングラスをかけているジミンの口元が笑う









この時、



バッグの中から落ちてしまった




返されたヨンタンのおもちゃに気付きもせず・・









ジミン「ミルクと砂糖は付ける？」




「あっ、ううん大丈夫。」









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