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大谷くんと待ち合わせ場所に行けばすでに待っていて、遠くからでも目立っていた。

「大谷くん、お待たせ」

「いや、全然待ってないよ。行こう」


そう言って大谷くんに着いて行くとタクシーが停まっていた。
そっか、もう高校生じゃないもんね…


一緒に乗り込んでお店に向かう。




ちらっと大谷くんを盗み見る。
高校の時よりも一回りくらい大きくなっていて、細かった身体はがっしりとした身体になっていた。





お店の前でタクシーが停まって、ありがとうございましたと言って降りる。
お金いくらだった?と大谷くんに聞くといらないと一言。
今回はお言葉に甘えることにした。




お店に入り、大谷くんが店員さんに予約した大谷ですけどと伝えると、奥の個室に通される。
二人で向かい合わせに座り、飲み物と食事を適当に注文した。

「お店、予約しててくれたんだね、ありがとう」

「そんなの当たり前だよ」

「ふふっ、嬉しい」

「俺も今日Aさんとご飯来れて嬉しいよ」

「こっちこそ!時間作ってくれてありがとう」

「Aさん元気だった?大学どう?一人暮らしも大変でしょ」

「高校とは違って外国語ばかり勉強するから頭パンクしそうになるけど、夢に近付いてるんだって思って頑張ってるよ、一人暮らしもだいぶ慣れて、自炊も簡単なのだけどしてるよ。大谷くんは?」

「なんとかなってるみたいで安心した。あんまり頑張り過ぎないでね?俺は寮だからご飯も用意してもらえるし、野球に集中出来てる」

「ありがとう、大谷くん、凄い活躍してるもんね、試合に出てるのはニュースで見たりしてたよ!あ、ほっぺもう治った?」

「見てくれてたの?ほっぺは全然大丈夫だよ、プロ一年目は結果残せたと思う。まだまだこれからだけどね」

大谷くんらしい言葉に思わず頬が緩む。














「あ、そう言えば杉谷さんって人が居てさ、夕飯に唐揚げが出たからレモンかけていいですかって言ったらいいよって言われたから杉谷さんの眼にレモンかけた」

「…大谷くん、どういうこと?」


大谷くんは身体と心だけではなく、イタズラも成長していた。









大谷くんとの時間はあっという間でとても有意義な時間だった。

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nanami(プロフ) - れいさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけてとても嬉しいです( ; ; )!更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2023年4月13日 23時) (レス) id: e69a6fea83 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます♡♡続きがとっても気になります(><)!!これからも更新頑張ってください☆ (2023年4月13日 23時) (レス) @page50 id: 05a7f2dc28 (このIDを非表示/違反報告)
nanami(プロフ) - 麻美さん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけているようでとても嬉しいです!(^^) 更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2023年4月13日 22時) (レス) id: e69a6fea83 (このIDを非表示/違反報告)
麻美(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみしてます!更新頑張って下さい(^^) (2023年4月13日 18時) (レス) @page49 id: 48ac5be23b (このIDを非表示/違反報告)
nanami(プロフ) - ゴリラさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけているようでとても嬉しいです!(^^) お気遣いありがとうございます(;o;)!更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2023年4月13日 9時) (レス) id: 0b13e51f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nanami | 作成日時:2023年3月24日 7時

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