鉄帽子の遣い様は"偽り"を愛す.3【家庭教師ヒットマンREBORN!】

〜140〜 ページ42

レヴィ「なんとしてもおまえは消す！心臓に直接電撃をくらえ！」


ラン「やれやれ…。

！！あれは…。」




ｶﾞｯ!!




この時代のランボ君が落とした角でレヴィさんの攻撃を防ぐ。


その反動で後ろに飛んではいったものの、上手く着地した。




ラン「一週間前にケーサツに捜索願いまで出したのに、こんなところにあったとはな。」


ツナ「！？」


ラン「今の攻撃でニスがはがされ、また顔を出したか。
…幼少の頃、獄寺氏に書かれた、屈辱的な文字が…。」




あの角は、元々ランボ君の物だったらしい。

その角が20年後のランボ君を呼ぶヒントだったらしいけど、ま、結果オーライ？




レヴィ「次は逃がさん！」


ラン「逃げるつもりはないさ。

…やはりスペアの角よりしっくりくる。これで思いきりできそうだ。」





ﾋﾟｼｬｱｧｯ!



ラン「サンダーセット！！」




雷が、またランボ君の角に集まる。





ラン「雷撃角(エレットゥリコ・コルナータ)！！！」

レヴィ「愚かな。その技は見切った。致命的な弱点があるからな。」


A「弱点…。」


リボ「リーチが短けーんだ。角に当たらねーと効果ねーからな。」




そりゃあ、今のそんな弱点を引きずってればの話だけど。


…今のランボ君は、大丈夫なんじゃない？





ラン「昔の話さ。」




そう言うと、角のリーチが一気に伸びた。


それはもう、剣のようにも思えてしまうほど。




ﾊﾞﾁｨｯ!!




レヴィ「ぐあ"あ"あ"！！」

ラン「年季が違う。出直してこい。」


レヴィ「そんな…バカな！こ…こんなところで…！！」




完全に勢い負けしてしまっているレヴィさん。

顔には無数の傷がつき、苦しそうに歪んでいた。




レヴィ「もう一度、オレを誉めてくれ…！ボス！！」


ラン「剣をひけ…これ以上やるとおまえの命が…──」





ﾎﾞﾌﾝｯ!!




……へ？




ラン「ぐぴゃあぁあ！！！」

A「ランボ……君…！？」




大きな煙の中からは、幼いランボ君が姿を現した。


そして、突如ランボ君を襲った雷撃は、とてつもなく大きい物だった。




A「展開が早すぎるって…！」

〜141〜→←〜139〜

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す