鉄帽子の遣い様は"偽り"を愛す 【家庭教師ヒットマンREBORN!】

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リボ「…それで仕方なく、以前につくられた並盛のケンカランキングを使い、

ツナとファミリーをあぶりだそうとしたんだな。」



……へぇー。そんなの作ってたんだ。


ちょっと見てみたいかも。




骸「もくろみは大成功でしたよ。現に今、ボンゴレはここにいる。

……鬼灯A、貴女もね。」



A「…僕にキョーミでもわいてるの？骸クンは。」


骸「…勿論。そこのアルコバレーノもそうでしょうしね。」




あ、否定しないのか。


……骸クンは僕なんかを知って、どうするつもりなんだか。




ツナ「…罪のないフゥ太をこんなにして…。

六道骸！人をなんだと思ってるんだよ！」



骸「おもちゃ…ですかね。」



心底楽しそうに言う骸クン。


……やっぱり僕は…君とは違う。




ツナ「ふざけんな！！！」




ツナは全速力で向かってく。


やっと骸クンは、その場から立ち上がる。




骸「まさか、僕が直接手をくだすことになるとはね。」



ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ…ﾝ



A「…？」



骸クンの右目が、六から四に変わった。


そしてツナとすれ違った。




A「…いや。」




すれ違ったように、見えただけ。


ツナは身体中が傷だらけになった。




ツナ「うわぁっ…なにがどーなってんの？」


リボ「すれちがいざまにすさまじい攻撃をあびせたんだぞ。」


A「骸クンやるねぇ♪」



骸「…お褒めにあずかり、光栄です。

そして、さすがアルコバレーノ。その通りです。」



槍の先を、本体に取り付ける。


その骸クンの目からは、




ツナ「！死ぬ気の炎！？」


骸「ほう、見えますか？

このオーラこそ、第四の道、修羅道で身につけた格闘能力の闘気。」


ツナ「しゅらどう…？スキル…？」



骸「六道輪廻という言葉を、ご存じですか？」




確か…人は死ぬと生まれ変わる。


そこから、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天界道…。

そのどこかに行くっていうアレだよね。



骸クンは、それ全部の記憶がある……ってスゲーな。←




リボ「それが本当なら、オメーはバケモンだな。」



骸「君に言われたくありませんよ。呪われた赤ん坊、アルコバレーノ。

…それに、君のすぐ側にも居るでしょう？得体の知れない化け物が。」




骸クンは真っ直ぐに僕を見る。


……化け物…なんて人聞き悪くない？



骸「…さぁ、次の能力をお見せしましょう。」

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