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骸side
千種「剛球をとめるなんて…。」
無表情で言う千種。
確かに、常人には出来る事ではないでしょう。
彼の実力は本物ですから。
千種「アルコバレーノが0.05秒以下の早撃ちで放ったのは、恐らく特殊弾。」
0.05秒以下。
末恐ろしい赤ん坊です。
が、
骸「最後の一発だったとは…まんまと術中にはまってくれましたね。
……これでまた一歩、ボンゴレ10代目の略奪に近づきましたよ。」
もう目前にボンゴレ10代目の存在は迫ってきている。
…ですが、想定外も一つ。
骸「(鬼灯A…。)」
彼女はあのもう一人の六道骸が本物ではない事を知っている。
それを誰にも伝えず、何もしてこない。
…ただ、傍観しているだけ。
骸「(つくづく、想定外です。)」
あの時の言葉…。
──"A『……約束してんの。ある赤ん坊と。余計な事はしないって。』"
骸「…約束。」
有言実行。
ちゃんとその約束を守っている。
千種「?どうかしましたか?」
骸「…いえ、別に。」
……これから彼女がどう動くのか、警戒せねばなりませんね。
A「……((チラッ」
骸「!!」
…目が合った。
気づかれていましたか。
骸「(……いつか貴女とも、契約させてもらいます。)」
心の中で、宣戦布告。
そのはずだった。
A「(そんな事したら骸クンの身体潰れちゃうよ?)」
ニコリと美しく微笑む彼女。
何故かその瞳は悲しげにみえましたが…気のせいですかね。
骸「!…ほう。」
テレパシー。
そんな物まで使えるのですか。あの娘は。
そこまでの力を持ちながら、何故使おうとしないのか。
……理解不能ですね。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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桜歌(プロフ) - 安優美さん» コメントありがとうございます!一気読みですか!?11まで読むの大変なのに、本当にありがとうございます!あ、ほんとですね!一年以上前に書いたものなので、読み直してなくて気づいてませんでした…。こういったことはよくあるので、また見つけたら教えてください! (2018年2月24日 0時) (レス) id: ba9312f4a4 (このIDを非表示/違反報告)
安優美(プロフ) - 面白かったので一気に読んでしまいました(*´ω`*) 更新頑張ってください! 雲雀恭弥の弥が也になっていましたヾ(・ω・`;)ノ (2018年2月23日 10時) (レス) id: 308bcde5fb (このIDを非表示/違反報告)
桜歌 - お話が一杯になりましたので、続編に移らせてもらいます。 (2017年2月14日 15時) (レス) id: 64520691b8 (このIDを非表示/違反報告)
桜歌 - まゆさん» なんどもコメントして下さってありがとうございます!私も黒曜編、結構好きなので、ご期待に答えられるよう頑張ります! (2017年2月12日 23時) (レス) id: 64520691b8 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^黒曜編が一番好きです^_^続きが気になります^_^ (2017年2月12日 23時) (レス) id: 5050a4539b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜歌 | 作成日時:2017年1月31日 22時