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知念先生 ページ24

あのキス以来、ちよっとだけぎこちない関係になってしまった俺たち


Aちゃんからの電話は減ったけど、


そのままじゃ振り向いてもらえるなんてはなから思ってない俺は、懲りずに連絡をし続けた



"これから帰国だよ"


ありがたいことに、慢性的な過密スケジュール状態の日々


知念との雑誌の撮影を終えて、こんどは移動してJUMPの番組の収録


着替えを終えてスマホをチェックすると、彼女からの知らせ


涼「よっし!」


侑「なに、どうしたの?」


涼「Aちゃん、やっと帰国だって」


侑「知らなかったの?」


え?!


涼「はっ?! なんで? 知念知ってたの?!」


侑「大ちゃんのスケジュール見てみなよ」


しれっと言い放った知念の言う通り、大ちゃんのスケジュールを確認すると


明日の日付けと一緒に"コードブルー顔合わせ"の文字


涼「まじかよ...」


こんだけ気になってたのに、すぐに解決することだったなんて


涼「なんか、つら」


侑「涼介はさ、直進タイプだよね
もっと周りから攻めていけばうまく行くのに」


涼「うまくいかねぇな...」


知念と圭人には、キス事件のことも相談した


侑「ま、スケジュールなんて知らなくったっていいじゃん?
キスの味、知ってるんだし」


にやりとする知念


涼「おい、これネタじゃねぇからな!?」


侑「分かってるよ、少なくとも僕たちは 涼介が本気だってこと
相手に伝わってるかはわかんないけどね?」


あーーーっ、もう!


涼「やっぱ付き合ってもないのにキスとか、軽すぎたよね...」


侑「ほとんど酔った勢いでしょ?
誘って来たの向こうからだし
...Aちゃんが自分から誘ったって覚えてればの話だけどね」


涼「脅すなよぅ...」


侑「僕は涼介の後先考えなすぎるところとか、単純すぎるところとかを心配してるわけよ
だいたいさ、もしカメラでも仕掛けられてたらどうすんの?
どんなに涼介が言い訳して守ろうとしたって、事務所は涼介を擁護するんだよ」


正論すぎだよ、知念



侑「でもさ、Aちゃん慎重そうだし、奥手そうだから
涼介がド直球で攻めていかないと、心開いてくれなそうだよね」


涼「ちねぇーん! 大好きだよぅ」


侑「はいはい、今日の晩御飯ね」


恋に正解はない


俺は俺の思った通りにやるしかないんだ

複雑な気持ちの中で→←帰国



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あこ(プロフ) - そうなんですね!全然大丈夫です笑 これからも応援してます!!!頑張ってください^ ^ (2017年10月13日 21時) (レス) id: 105c11924c (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - あこさん» コメントありがとうございます!大好きと言っていただけて嬉しいです!!パスワード設定のものは、パスワードがかかっていない同じタイトルのものと同内容です。フラグ指定されたため、作り直したため二つあります!紛らわしくてすみません!! (2017年10月13日 21時) (レス) id: 71643337e2 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 初めまして!この作品大好きです!!あの、パスワードが掛かっているのが見たいのですが、どうすれば見られますか? (2017年10月13日 20時) (レス) id: 105c11924c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なな | 作成日時:2017年9月22日 18時

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