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最初のキス ページ21

『Hey!Say!JUMPさんの曲、ダウンロードしたよ!!』


ほんのりピンク色に頬っぺたを染めたAちゃんが差し出したスマホの画面には、アルバムのジャケット写真


涼「どうだった?
俺らポップな曲多いっしょ」


『気に入って覚えちゃったのあるよ!』


振り付きでカモナマイハウスを踊り出したAちゃん


涼「わっ、完璧」


思わず見惚れてると


『そっかぁ、Aのファンだもんね、涼介くん』


でた、たまに来る、突き放すような言葉


涼「まぁね、Aちゃんの1番近くにいるファンだかんね」


『うーん、1番近くはマナさんかなぁ』


あれ、それも否定されちゃうんだ


Aちゃんに近付けば近付くほど、一定の距離を保つように突き放されるんだよ


涼「1番になるにはどうしたらいい?」


『うーん...
もっとAのことを知る』


涼「じゃあさ、教えてよ
考えてることとかー、全部さ?」


いいよ、そっちが突き放すなら、こっちは突っ込んでくだけだよ


突進するよ?



『いいよ? 聞いてくれたら答える』


涼「好きな食べ物は?」


『Aの好きな食べ物? それともTWINKLEAの好きな食べ物?』


ほら、イジワル


涼「ねえ、Aちゃん本名教えて」


『ヤダ』


突進さえもさせてくれないの?って見上げたら、


ほんのりピンクのとろんとした顔


酔っちゃった?


涼「ねぇ、Aちゃんの唇、知りたいな ダメ?」


『ダメ...じゃないって言ったらキスしてくれるの?』


"してくれるの?"って、して欲しいみたいな言い方じゃん


涼「Aちゃんが言ったんだからね?」


ちゅっ


柔らかくて、熱っぽい


ちゅっ、ちゅうっ


『んっ、もう、ダメ...』


涼「分かった、Aちゃんの唇」


『...これでファン10番目くらいには入れてあげる』


にこぉって笑うAちゃんは、大人びた美しさよりやんちゃな可愛さで溢れてる


Aちゃんのスキャンダルは何個も知ってるけど、それってホントってこと?


涼「もう一個分かったよ、
Aちゃん、キス好きでしょ」


『ふふっ、教えなーい!』


いろいろ教えてもらいたかったけど、


本名よりも先に知った、唇の柔らかさ


俺、本気なんだから 遊びだなんて言ったら許さないよ?

言い訳だらけのコイ→←初めてのデート



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あこ(プロフ) - そうなんですね!全然大丈夫です笑 これからも応援してます!!!頑張ってください^ ^ (2017年10月13日 21時) (レス) id: 105c11924c (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - あこさん» コメントありがとうございます!大好きと言っていただけて嬉しいです!!パスワード設定のものは、パスワードがかかっていない同じタイトルのものと同内容です。フラグ指定されたため、作り直したため二つあります!紛らわしくてすみません!! (2017年10月13日 21時) (レス) id: 71643337e2 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 初めまして!この作品大好きです!!あの、パスワードが掛かっているのが見たいのですが、どうすれば見られますか? (2017年10月13日 20時) (レス) id: 105c11924c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なな | 作成日時:2017年9月22日 18時

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