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歩「あ、あの!」
「ん?」
中「ああ、すまんすまん。つい話に夢中になってしもた。この子らは見学に来てる日ハムの招待客や。お前のファンなんやって」
歩「私、吉田歩美って言います!いつも榊選手の事応援してて!えっと...あの...サインください!」
「歩美ちゃんね。応援してくれてありがとう。もちろん良いよ」
歩「あ、ありがとうございます!」
光「僕もお願いします!」
元「俺も!」
「OK.順番ね」
「「「やった!!」」」
コ「ちょ、お前ら慌ててカバン開けるなよ!歩美ボール落ちたぞ!」
歩「あ、ありがとう!」
まったく...
歩美はボールにサインが欲しいのか硬式ボール持ってきてた。
園「(ボソッ)男の中に女子1人か...チヤホヤされてるのかしらね」
蘭「ちょっと園子!」
園子じゃねぇんだからそんな事狙ってねぇだろ...
「はい、どうぞ」
歩「ありがとう!」
「次は君ね。名前は?」
光「光彦です!ひかりに彦星のひこです!」
「光彦くんへ...と。どうぞ」
光「ありがとうございます!」
元「次は俺な!元太って書いてくれ!元気のげんに太いって書くんだ」
「元太くんね...はい、できた」
元「サンキュー!」
蘭「みんな良かったね〜」
3人とも大はしゃぎだな。
安「榊選手。僕もサインいただけますか?」
え?
安室さんがサイン?
「......良いですよ。お名前は?」
安「安室と言います。やすいに教室のしつ」
「...どうぞ」
安「ありがとうございます」
そう言えば安室さんはグラウンドに出てからずっと彼女を見ていたような気がする。
何かあるのか?
やっぱり彼女は組織の人間なのか?
杉「おっと。俺はそろそろ練習再開の時間だ」
磨「私も用意しなきゃ!」
「今日って来れる人は見に来るんでしょ?」
杉「ああ。こんな事、滅多にある事じゃないしな」
磨「みんな楽しみにしてるって!」
「なら今日はみんなのいるスタンドにホームラン打たなきゃね」
杉「誰が打たせるか!」
磨「ふふ!私も最後まで見てるから2人とも頑張ってね!試合終わったら飲み会もあるんだから」
「負けた状態で参加したくないわね。杉野、負けないから」
杉「俺だって!」
榊選手と杉野投手は拳をぶつけ合って笑っている。
仲良いんだな。
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作者名:bell | 作成日時:2018年7月20日 20時