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磨「ごめんね〜。結構がっつりインタビューがあってね。あ、日ハムの選手の方ですね!磨瀬榛名です。よろしくお願いします」

中「こちらこそよろしく頼みます」

西「えらい杉野と仲良さそうやけど2人はどういう関係なん?」

歩「恋人同士!?」

光「もしかして結婚間近とか!?」

元「スゲー!大スクープじゃんか!」


さっき杉野さんが否定してただろうが…


磨「違う違う!私と杉野くんは中学の同級生なの」

杉「3年の時のクラスメートで俺らみんな仲よかったんだよ」


なるほど。そういう事か。


蘭「あ、あの磨瀬さん…」

磨「はい?」

蘭「私たち磨瀬さんのファンで…良かったらサイン頂けませんか?」

磨「え!?すごい嬉しい!もちろん良いですよ!」

「「ありがとうございます!」」


蘭と園子は手帳にサインをもらって嬉しそうだ。

ついでに元太達までサインもらってる…


中「サインと言えばもうすぐ榊のバッティング練習も終わるし、近くに行ってみるか?」

歩「行きたーい!」

元「俺も行くぞ!」

光「僕も!」

杉「俺らも一緒に行っても良いですか?試合前に話しときたいんで」

中「ええで。じゃ行こか」

西「俺、一度ロッカーに戻ります」

中「…ああ。じゃあな」


中田選手に連れられてバッターボックスの方へ向かう。



カキーン! カキーン!



園「すご…女性でこんなに飛ばせるもの?」

中「あいつは身体の使い方が上手いんか、力がなくてもテクニックでホームラン打てるやつやからな」



柵越えが数本、他も右に左に鋭い打球が飛んでいる。

これ内野の選手取れるのか?



杉「…調子良さそうだな」

磨「どんな対決になるかな?楽しみ〜!」


話しながら見ていたら榊選手は練習を終えたのかバッティングピッチャーに一礼しバッターボックスを出た。


中「榊!」

「あ、中田さん。お疲れ様です。」

杉「よお!」

磨「凛!久しぶり♪」

「杉野に榛名じゃん!久しぶり!」

中「あれ?お前も磨瀬さんと面識あるんか?」

「私も同じ中学出身なんです」

中「お前らの中学、有名人多すぎやないか?」

杉「あー俺らの学年は特に多いかもしれませんね。巨人の進藤もクラスは違うけど同じ中学ですし」


おいおい...どんな中学だよ...

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作者名:bell | 作成日時:2018年7月20日 20時

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