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木「俺らの中でクラスは暗殺教室と言われていました」
小「だから彼らはあなたの事を先生と呼んでいたんですね」
目「ジェイムズさんも知り合いのようでしたが?」
ジェ「地球外生命体の地球爆発予告は各国においても有事でしたので私も捜査の為に彼らと接触していたんです」
「ジェイムズさんたちFBIは私達が危険な時に守ってくれたり、時には指導してくれたりしました」
目「なるほど」
コ「ねえ凛さん。杉野投手と磨瀬さんも中学の同級生って言ってたよね?」
「そう。2人も暗殺教室出身よ」
高「磨瀬榛名ってスタントなしでアクションやるって有名だけど...」
「先生達の授業の賜物ですね」
暗殺教室か...
目「しかし、柳沢はどういう関係が?」
烏「地球外生命体を作り出したのが柳沢なんです」
!!!
地球外生命体を人間が作り出したと言うのか!?
「これを見てください」
凛さんはスマホの画面を見せて来た。
そこには少し幼い凛さん達と服を着た黄色いタコのようなものが写っていた。
「このタコみたいなのが地球外生命体と言われている私達の元担任、殺せんせーです」
小「これが!?」
木「殺せんせーは元は人間だったんです。柳沢の人体実験でこのような姿になりました」
「殺せんせーは私達の卒業までに自分を殺さないと地球を月のように爆発させると言いました。その為に自分を暗殺出来る人間を教育すると。そこで指名されたのが私達椚ヶ丘中3年E組でした」
木「実際は地球を爆発させる気なんてなくて俺たちの教育が最優先でしたけどね」
「柳沢は殺せんせーを恨んでいました。自分の実験をめちゃくちゃにしたって。私達を巻き込んででも自分でせんせーを殺そうとして返り討ちにあって満足に動けない体になりました」
烏「あいつはタチの悪いエゴイストです。動けないもどかしさと自分が認められない悔しさから世界を恨んでも不思議はない」
安「随分と迷惑な人ですね」
烏「あいつが関わっている今、元3年E組の生徒に危害が及ばないとも限らない。なので凛くんには出来るだけ東京で、私達防衛省の手が届きやすいところにいてほしいと思ったんだ。他の生徒にも人を回している」
「莉桜は?あの子今アメリカに...!」
ジョ「安心して。中村莉桜さんはFBIが警護しているわ」
「良かった...」
烏「他のみんなには警護を優先させてしまったので説明がまだなんだ。さっきの話を全員に伝えてくれるか?あと今夜ここに集めてほしい」
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作者名:bell | 作成日時:2018年7月20日 20時