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風「降谷さん、今どちらですか?」
安「米花町近くのホテルだ。例の捜査対象者と一緒にいる」
風「でしたらテロについての捜査一課の調査内容はお聞きになってますか?」
安「ああ」
風「公安もこの件の捜査に加わる事になりました」
安「だろうな。上はなんだって?」
風「私が捜査一課に合流する事になりました。まもなくそちらに到着します。降谷さんはそのまま彼女に付くようにとのことです」
安「わかった。これから防衛省とFBIも交えてテロリストの事を聞く事になっている」
風「そこに合流します。降谷さん...今回の捜査対象者ですが...」
安「彼女がどうかしたのか?」
風「もし彼女が組織と関係なく白だった場合、何としてでも彼女を守るようにとの上からの指示です。警視庁、警察庁両公安も彼女の保護に積極的に動くようです」
公安全体で彼女を守る?
安「なぜそんな指示が出るんだ?」
風「詳しい話はテロリストの情報を聞いてからお伝えします。今、ホテルに着きました」
安「わかった」
pi
彼女は謎が多すぎる。
公安全体が動くなんて一体どう言う事なんだ?
コ「あ、安室さん!」
安「ああ、2人とも戻って来たね」
コ「うん!部屋に戻ろう」
「そうね」
僕達は個室に戻った。
烏「凛くん。東京に残れそうか?」
「大丈夫です」
烏「なら良かった。では話を...」
目「少し待ってください。あと一人来ます」
コンコン
目「ちょうど来たようですね。どうぞ」
風「失礼します」
木「「!!」」
目「彼は公安部の風見警部補です。彼も捜査に加わります」
風「風見裕也です」
木「...(コソッ)凛、抑えろよ」
「わかってる...」
??
2人は風見を知っているのか?
いや、知っているだけじゃなさそうだ。
烏「ではお話します。柳沢と我々の関係ですが、皆さんは8年前、月が三日月にしかならなかった時のことをご存知ですか?」
高「あ!覚えてます!ニュースになってましたね」
白「確か地球外生命体が月を破壊し、地球も破壊すると言い出したという話でしたね」
左「詳しい話は公にされてないけど中学生がその地球外生命体を暗殺する為に選ばれて大問題になったわね」
烏「ええ。木村くんと凛くんはその中学生のメンバーでした」
「「「「「「!?!?」」」」」」
烏「当時、私は彼らに地球外生命体を暗殺する為のスキルを身につけてもらう為に防衛省から教師として彼らの学校に派遣されました」
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作者名:bell | 作成日時:2018年7月20日 20時