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安室さんと俺は安室さんの車でホテルに向かう事にした。
後に栗山さんと榊さんを乗せ、俺は助手席に座る。
栗｢私まで申し訳ない｣
安｢気にしないで下さい。向かう場所は同じですし｣
栗｢ありがとう。着いたらミーティングをするんだ。その時に他の選手に君たちを紹介したいんだが良いかな？その方がこれから動きやすくなると思うんだ｣
安｢それは助かります｣
ホテルに付くとマスコミがたくさんいたが警察の車が囮になってくれたおかげで俺たちはスムーズに入る事が出来た。
目｢無事、入ることが出来たな｣
白｢栗山さん。これからミーティングだそうですが私達も同行してよろしいですか？皆さんに捜査状況について説明した方がご納得頂けるかと思いますので｣
栗｢それは有難い。選手たちも知りたいと思うのでぜひお願いします｣
ホテル内では選手は一般客とは違うルートが使える為、囲まれる事はないだろう。
ガチャ
栗｢待たせて悪かった｣
｢｢｢監督！！｣｣｣
中｢榊！大丈夫なんか？｣
｢ご迷惑お掛けしました。私は大丈夫です｣
ミーティングを行う大広間のような部屋には選手を始め、日ハムのスタッフも集まっている。
栗｢早速だがミーティングを始める。既にみんな聞いているかもしれないが日本野球機構から暫くの間、試合開催を見送るという連絡がきた｣
宮｢具体的に期間は決まっているんですか？｣
栗｢いや、決まっていないようだ。警察の捜索次第になるかもしれないな｣
選手達はザワついた。
目｢警察と致しましても早急な調査、犯人特定、確保に全力を尽くします。その間、皆さんにはご不便をおかけするかもしれませんがご勘弁頂ければと思います｣
白｢現在の捜査状況についてお話出来る範囲でお伝えします。数人の方はご存知ですが最初に崩れ始めた鉄骨の辺りを調べた結果、骨組みを固定していたボルトが数本無くなっている事がわかりました｣
ザワついていた選手は一気にシーンとなった。
白｢管理ミスなのか故意なのか...そこはまだ調査中です。しかしもし故意だった場合、また犯人が何かを起こす可能性があります｣
目｢我々はファイターズ、ヤクルト両球団の選手・スタッフの警護の為に人員を配置する予定です。皆さんには窮屈な思いをさせてしまいますが、これ以上被害を出さない為です。ご理解ください。｣
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作者名：bell | 作成日時：2018年7月20日 20時
