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小「おい、なんでお前が一緒に来るんだよ!」
コ「だって榊さんは僕を助けてくれたんだよ!僕も榊さんを守りたいもん」
小「お前がいたって邪魔なだけだ!」
安「そんなことありませんよ。僕たちよりナチュラルに彼女と一緒にいられるかもしれませんし、彼女は子供好きそうですからね。コナンくんがいた方が和むんじゃないですか?」
小「うぐぐ…」
目「安室くんの言うことも一理あるだろう。ワシや君では顔がバレてるし、球団側の意向を汲むにはその方が良い」
こういう時、子供は便利だな。
ザザッ
「…大変…こと……っちゃった…」
おっ!
しっかり聞こえてる!
杉「本当だな。早く解決してくれるといいけど…」
磨「ねえ、凛…あの話、刑事さん達にしなくて良かったの?」
あの話?
彼女、何か隠していたのか?
「そうは言ってもねぇ…ただ勧誘受けてるだけで何かあったわけじゃないし」
磨「でもかなり怪しいじゃない。いきなり幹部しか待たないコードネームを与えるからうちに来てくれなんて」
杉「しかも酒の名前ばかりだったんだろ?」
酒のコードネームだと!?
「そうそう!カシスとかカルーアとかはどうだって言われたけど全く私に当てはまらない名前よね」
あいつらが…
榊さんに接触してるのか!?
「今のところ一方的にメールが送られて来ただけなのよ。それも2通のみ。とりあえず拒否権もあるみたいよ?」
磨「今回の事件、その人達が犯人って事も…」
「ないでしょ。組織に入れたがってる人間殺しても意味ないし、そんな組織にだまし討ちされる理由もないもの」
杉「凛だけ狙われてるなら可能性は低いわな。俺ら全員狙われたならまた違ってくるけど」
杉野さん達全員?
この3人に何か狙われる理由が?
この人達謎すぎる!
杉「でも未解決事件に関わったならそう簡単に接触してこなくなるんじゃないか?」
「そうね。警察と繋がりが出来たわけだし接触したら危険になるかもしれないしね。勧誘に関しては問題ないわ。問題は…」
「「問題は?」」
「あの男よ」
杉「あの男ってお前の警護をすることになった安室って人か?」
磨「色黒金髪イケメンでチャラそうだよね。凛に恋人役も出来るってさらりと言ってたし」
「あいつ、多分警察よ。しかも公安」
!?!?!?
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作者名:bell | 作成日時:2018年7月20日 20時