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佐「いままで怪我は?」
「かすり傷や今みたいな打撲はありましたけど酷いものはないです」
佐「なぜそのような事が...」
「先程も話したように女でプロ野球の世界にいることが気に入らないという理由ばかりです。ケガをすれば辞めるだろうと金属バットとか鉄パイプで殴りかかられることがほとんどです。1番酷いものはサバイバルナイフだったな〜」
いや、軽く話せる内容じゃないぞ!
目「犯人はどういった人だったんでしょう?」
「100%野球ファンです。考えがねじ曲がった人が多かったそうですよ〜」
頼むからそんなに明るく話さないでくれ!
どうリアクションしていいのかわからん!
目「...では今回の事件もファンが関係しているかもしれないのか」
杉「そうは言いきれません」
小「なんでだ?」
コ「観客が入る前のドームにファンが入る事なんて出来ないんじゃない?」
「さっすが小さな探偵さん♪その通りだよ」
コ「えへへ♪」
ゴンッ!
コ「いたーい!!」
小「ガキはすっこんでろ!!」
ったく!すぐに手ぇ出すなよ!
「捕まった人みたいな考えを持つ関係者がいても不思議はありません。だからと言って暴力に訴える人がいるとは信じたくないですけどね。でも今までも少し困らせたかったとかそんな理由で車道に人を突き飛ばす人もいたので今回も怖がらせたかったと思ってやった事が大きくなってしまったという可能性があります」
なんて迷惑な...
杉「事件が起きた時のドームには関係者しか入れません。関係者が関わっているのは確実でしょうね」
杉野さん、苦しい表情をしてるな。
知ってる人が関わっているかもしれないと思えば当たり前だけど。
目「わかりました。範囲を広げて捜査します。それと榊さん。木村くんから聞いたのですがあなたは滅多に怒らないのに8年前に激怒されたそうですね?」
「ああ...そうですね」
目「その時の相手があなたを恨んでいることはありませんか?」
「ないと思います。もし恨んでたら大問題ですし」
佐「どういう事?」
「私が激怒した相手は警察官なんです」
もう...
話についていけなさすぎる...
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作者名:bell | 作成日時:2018年7月20日 20時