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158 N.M ページ10

それからは何が起きたかわからないぐらいあっという間やった。

襲いかかってくる男を内田は次々となぎ倒し、手を叩いて吹っ飛ばし…

夢でも見てるんちゃうかと思うような光景やった。


ゲ「皆さんこちらへ!」

大谷「ゲンさん!」


あれは内田と一緒に視察に来てる宗田ってやつやよな?

宗田さんの誘導で俺らはさっきでて来た建物まで戻った。


ゲ「お前達!すぐに車を持ってこい。残った奴はお嬢が倒した男達を捕まえるんだ!」

「「「へい!」」」


黒いスーツを着た奴らが一斉に動き出し、あっという間に襲いかかってきた男達は誰1人動かなくなっていた。

宗田さんの指示で建物に横付けされた車に乗り込む俺ら。


ゲ「すぐに安全な場所へお連れします。お嬢!お嬢も車に乗ってください!」


お嬢?

こいつら一体どう言う関係や?


内田が車に乗り込むとどこかに向かって動き出した。


「皆さん怪我はありませんか?」

中「全員大丈夫や」

「良かった…とりあえず今から市内のホテルに向かいます。そこは安全ですから…」

卓「一体何が起こってるんや?」

「こうなってしまったからには全てお話します。栗山監督、あなたは何が起ころうとも選手を守りますか?」

宮「お前!監督に失礼な事を...」

栗「宮!いいんだ。私は選手を息子の様に思っている。何があっても守らなくてはいけない存在だ」

「そうですか...それを聞いて安心しました」


内田の表情は俺が今まで見た中で一番優しそうな顔をしとった。


「私は代表スポンサーの関係者ではありますが目的は視察ではありません」

増「視察が目的じゃない?じゃあなんで...」

「つい最近、関東で代表に選ばれた野球、サッカーの選手が何者かに襲われる事件が起きました」

「「「!?!?」」」


裏稼業、日ハム施設からのメール送信

普通じゃ信じられへんことばかりやけど俺も実際に襲われてるし信じるしかあらへん。


卓「そんな事が起きてたんか...もしかしてAちゃんが前に入院してたのは裏稼業の仕事で怪我をしたから?」

「自分の能力で体が痛めつけられてたんです。私は音を操るので音の種類によっては聞いただけで体にダメージをくらうんです」

杉「でも納得したわ。Aちゃんの年齢で視察っておかしいと思ったし」

増「Aちゃん、いくつなの?」

「18です」

増・宮・栗「「「18!?」」」


まだ子供やん!

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作者名:bell | 作成日時:2017年9月13日 1時

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