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それから数年後。
私は今、空港にいる。
内「忘れ物はないか?」
「うん!大丈夫!」
山「Aちゃぁん!キャンプの時にとか会いに行くで俺の事忘れんといてなぁ!」
坂「野球の代表の試合はアメリカでやる事も多いし見に来てや」
坂「はい!」
中「Aが日本に戻って来る時、教えてや」
「わかりました!」
大勢の人達が見送りに来てくれたけどメンバーがすごいからそこそこ目立ってる...
父「身体に気をつけるんだぞ」
母「翔平くんによろしくね」
姉「あきら!いつ戻って来ても良いんだからね!」
「お姉ちゃんったら...」
私はここからまた新しい時間を始める。
生きることを諦めた事もあるけど、諦めなくて本当に良かったと思う。
銀「A!気を付けてね!」
蛮「せいぜい大谷に愛想つかされないように気をつけるんだな」
「美堂くんじゃないんだから大丈夫よ」
蛮「お前ケンカ売ってんのか!」
花月「まぁまぁ。A道中気をつけて」
笑「元気でなぁ〜」
「うん!」
仲間に支えてもらってここまで来れた。
次は私が大好きな人を支えたい。
内「そろそろ時間だな」
「そうだね。あっちゃん元気でね」
内「お前もな」
周りを見渡すとみんな笑顔で頑張れよとか連絡しろよと声を掛けてくれる。
優しい人達に見送られ、私は大好きな人の元へ行く。
「みんな!行ってきます!!」
fin
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作者名:bell | 作成日時:2017年9月13日 1時