幸福の賛美歌 4

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それからはどんちゃん騒ぎ。

ちょうどシーズンオフだった事もあって多くの人達が集まっていた。


山「Aちゃーん！会いたかったわ〜！」

坂「哲人！抱きつくな！」

内「お前も肩に手を回そうとするな！」

香「Aは二十歳になったんやろ？どんどん飲めよー！」

長「真司！調子に乗りすぎるな！」


お酒が入ってカオス度が増した気がする…


私が姿を消してから色々な事があったようで、麻也くんとあっちゃん達には可愛い女の子が誕生したそうだ。

子供も同性で同い年なんてどこまで仲良しなんだ笑

筒香さんと祐樹くんも結婚、増井さんは日ハムからオリックスへ移籍。

そして…


岳「A」

「岳くん！」


岳くんも結婚したそうだ。


「数年会わないうちに色々起こってたんだね。結婚した人が多くてびっくり笑」

岳「まあな。一部相変わらずな人達もいるけど」


坂本さんと山田さんかな…


岳「A」

「何？」

岳「...幸せになれよ」

「岳くんもね」

昌「なーに２人で話し込んでるんだよ！」

岳「なんでもねーよ」


相変わらず鹿島の人達は仲良しだね。


石「Aちゃーん！」

西「元気そうでよかったわ〜」


ここにも仲良しチームがいた笑


中「ほんまにまた会えて良かったわ」

卓「看護師になったんやって？」

「はい。まだ新米ですけどね」

宮「ええやん！怪我したらAのとこいこー」

中「そもそも怪我せんように気をつけてくださいよ笑」


日ハムは笑いが絶えないね笑


大谷「Aちゃん」

「翔平くん」

大谷「ちょっといい？」

「うん？」


翔平くんについていくとそこはバルコニーだった


大谷「寒くない？」

「大丈夫。中が暑かったからちょうど良いよ」

大谷「そっか」


そう言って夜空を見上げて沈黙してしまった。


「翔平くん？」

大谷「...Aちゃん覚えてる？北海道で夜景見た時に僕が言った言葉」

「うん...」

大谷「もう一度言うよ。僕はAちゃんが好き。どんなに時間がたっても環境が変わってもそれだけは変わらない」

「うん...」

大谷「僕は来年からアメリカに行くけど付いて来て欲しいとは言わない」

「え？」

大谷「日本に戻ってきた内田さんと過ごしたいでしょ？仕事もまだまだ続けたいだろうし」


翔平くん...

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