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179 A.U ページ31

カランカラン


花「こんにちは」

内「花月くん!」

花「お久しぶりです。大谷さんもいらっしゃったんですね」

大谷「花月さん…」

花「すいません。今までの事も話したいのですが場所を移動したいんです。付いてきてもらえますか?」


その話に俺らは断る理由なんてなかった。

すぐに花月くんに付いて行った。



内「ここは…」


花月くんの案内で着いた場所は病院だった。

以前、あきらが入院していた病院とはまた違うところだ。


内「ここにあきらが?怪我でもしてるのか!?大丈夫なのか!?」

花「落ち着いてください。歩きながら説明します」


俺らは不安と期待を持って歩いて行った。


花「今まで連絡が出来なかったのには理由があるんです」

大谷「何があったんですか?」

花「あの日あなた達と別れた後、無限城で大規模な戦闘がありました」

内「あきらと聖って奴が戦ったのか?そんなにひどい戦いだったのか?」

花「Aも戦いましたがそれだけではないんです。簡単に言うと無限城の王者を決める戦争が起こったんです」

内・大谷「「戦争!?」」

花「聖がAの元に現れたのはその戦争に参加させる為でもあったんです」


あまりの事の大きさに俺の頭はついていけない。


花「最初は僕がAに付き添い、戦いを見守るつもりでした。ですが僕も戦争の参加者になっていたので自分の戦いだけで精一杯でAを見守る事は出来ませんでした」

内「そんな…あきらは?あきらは一体どうなったんだ!?」

銀「あ!カヅっちゃん!」

内「え…?」

大谷「銀次さん!美堂さん!」


まさかのゲットバッカーズ。


銀「あれ〜?2人とも久し振りだね!」

蛮「Aのとこか?」

花「ええ。これからお連れするところです」

蛮「まああいつも喜ぶんじゃねえか」


そう言って2人はさっさと帰ってしまった。


ゲットバッカーズもあきらに会いにきてたのか?

病院に会いに来るってまさか入院してるのか?

怪我?病気?

俺の頭は不安でぐるぐるしてる…


花「話を続けますね。ここから少しややこしくなるんで、簡潔に話します。無限城にはアーカイバと言う神がいます」

内・大谷「「は?」」

花「神と言っても信仰される神ではなく巨大なコンピューターで無限城で起こる事が全て記録されていて無限城の出来事は何があってもその通りに進むんです」


余計にぐるぐるしてきた…

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作者名:bell | 作成日時:2017年9月13日 1時

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