検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:28,707 hit

152 ページ4

次の日


今日も中から護衛をしつつ情報探し。


「おはようございます。今日もよろしくお願いします」

上層部「おはようございます。よろしくお願いします」

「そう言えば次回の代表合宿に増井さんと宮西さんも参加を要請されるかもしれないというとこはご存知ですか?」

上層部「はい。協会から候補に上がっていると連絡を頂きました。本人達にも可能性があると伝えています」

「ちなみにそれを伝えたのはいつですか?」

上層部「3週間ほど前ですが…それが何か?」

「いえ、協会からの情報の伝達スピードを確認したかっただけですよ」


3週間前に球団には連絡が入っている。

卍一族に依頼が届くより前だ。

協会の通信を傍受されてる?

マクベスに確認してもらわなきゃ。


神「きゃー!大谷さんカッコいいー!!」


ブルペンに入った途端…なにこれ?

合宿で練習風景見た事あるけど、みんな黙々と投げてたからこんなに騒がしくなかったぞ。


増「おはようございます」

宮「…おはようございます」

上層部「2人ともおはよう」

「おはようございます。今日もよろしくお願いします」

増「こちらこそ」

宮「……」


宮西さんは昨日いらない事伝えちゃったしどんな態度されてもいいや。


神「大谷さんすごーい!素敵ー!」


それよりこの状況何なんだ!?


「…ファイターズは練習中にファンの方を入れてるんですか?」

上層部「い、いえ…彼女はファイターズの球団職員です…」

「職員!?」


え!?職員あんな感じでいいの!?


増「びっくりする?」

「ええ…ああいった職員の方は初めて見ました」


巨人でも鹿島でもああいうスタッフの人いなかったよ。

ファンですら静かに見守っていた感じがあるし。


宮「…あんたあれ見てどう思う?」


え?どう思うって…


「ただただ驚きます」

宮「あんたもあんな風にした事ある?」

「ないです。私には出来ないですね」


頼まれてもやらないよ。

翔平くんも集中出来ないみたいだし。


宮「ふ〜ん…」


…なんか球団の人達の態度が私見て変わった訳がわかった気がする。

きっと騒ぐ人間が増えたと思ったんだろうな。

正直、一緒にしないでほしいよ!


それにしても上層部ですら注意も何もせず放置って事は…


「彼女、球団のスポンサー関係の方ですか?」

上層部「!?なぜそれを…」



状況見たら大体わかるわ!

153 N.M→←151



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:bell | 作成日時:2017年9月13日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。