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神崎さんのやって来た事を球団に報告し、彼女はもちろんクビに。

球団は警察への連絡は彼女の親に連絡してから考える事にしたらしい。

スポンサー会社だからってどうなんだとは思ったけど契約についても見直すらしいから不利な事を言われない為に保険として手札を残しといてもいいかもね。


宮「静かやな〜♪」

武「久しぶりに集中して練習できるな」

増「本当にAちゃん様様だよ」

「私は大した事はしてませんよ。皆さんが無事で良かったです」


落ち着いた雰囲気に選手はご満悦。

いつもよりみんな張り切って練習してるみたい。




西「いや〜充実した練習やったな〜」

石「今日だけでかなり上達した気分なります〜」

卓「単純やな笑」


ご機嫌だな〜笑


大谷「Aちゃんはこれからどうするの?」

杉「そうだよな。悪い奴は捕まったし」

「黒幕が捕まった訳じゃないからまだここにいるよ。翔平くん達と一緒に代表合宿に行くつもり」


合宿まであと数日。

合宿は東京だし、その間に黒幕が見つかればそのまま帰れるしね。


大谷「Aちゃん」

「なに?」

大谷「この後、時間ある?少しでいいから」

「いいけどどうしたの?」

大谷「すぐ用意するから待ってて!」


そう言って翔平くんは走ってロッカーへ行ってしまった。



着替えて出てきた翔平くんに手を引かれ、為すがままタクシーに乗り込んだ。


「どこ行くの?」

大谷「もうすぐだから」


いつもより真剣な表情だけど...

どうしたんだろ?




大谷「着いたよ」

「うわぁ...すごい...」


着いた場所は札幌でとても夜景が綺麗な場所だった。


「これを見せるために連れてきてくれたの?」

大谷「せっかく北海道に来たのに僕たちを守って観光も出来ないんじゃもったいないもん」

「ありがとう...嬉しい...」


東京じゃ見れないすごく綺麗な夜景。

心が洗われるってこういう事言うのかな。


大谷「Aちゃん...」

「なぁに?...!?」


突然、後ろから抱きしめられる...


「しょ、翔平くん...」

大谷「好き...」

「え?」

大谷「好きなんだ。Aちゃんの事が」

「またそんな事言って...」

大谷「俺、本気だよ」


体を向かい合わせにされ、また抱きしめられる。

身長差がすごいから私の体はすっぽりと隠れてしまう。

翔平くんの心音が伝わってくる...

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作者名:bell | 作成日時:2017年9月13日 1時

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