159 N.M ページ11
内田の年齢に驚いたところでホテルに着いた。
「今日はここに泊まってください。1フロア貸し切ってるので安全です」
西「1フロア貸し切るって...」
栗「このホテルってsoundカンパニーの運営してる三ツ星ホテルだよな?」
「soundカンパニーが野球、サッカー日本代表のスポンサーで今回選手の護衛に名乗り出た会社です」
ゲ「お嬢、皆さん。ご無事ですか?」
「ゲンさん!お帰りなさい!」
宗田さんも戻ってきたんか。
「襲ってきたやつらは?」
ゲ「全員捕まえましたが金で雇われたジャンクキッズばかりで依頼人に関しては何も知りませんでした」
「そっか...」
西「宗田さんはなんでAちゃんをお嬢って呼ぶんすか?」
ゲ「お嬢は幼い頃から我が社の社長が娘の様に接しておられる方なので社員全員、昔からお嬢と呼んでいます」
一応こいつもお嬢様になるのか?
ゲ「今、大部屋で皆さんの食事を御用意していますので是非どうぞ」
西「飯!?」
杉「腹減った〜」
「ここのシェフのご飯は美味しいですよ」
美味い飯を食いながら、わからない事が多すぎる状況に質問が飛び交う。
大谷「あ!Aちゃん。僕のロッカーにまた知らないものが入ってて中を見たらAちゃんが盗聴器って言ってたものと同じ機械だったんだ」
「これは...電池切れしてますね。電波は発してないので盗み聞きされる事はないですよ」
杉「良かった〜」
話してる内容がアレやけど普通にしてたら確かに18歳らしいあどけない表情も見せる。
ゲ「ラウンジで食後のコーヒーを用意してます。お風呂も貸し切り風呂がありますよ」
栗「何から何までありがとうございます」
ゲ「とんでもない。皆さんを守るために我々がいるんです」
宗田さんも一緒に全員でラウンジでコーヒーを飲んでると...
中「A?」
大谷「Aちゃん?」
内田は翔平にもたれかかっとった。
ゲ「眠ってますね」
増「まだ20時だけど寝るの早くない?」
ゲ「まだ体力が戻っていないようですね...」
卓「体力が戻ってない?」
ゲ「中島さん達はお嬢が入院していたのを知ってますよね?」
西「病院で初対面してます」
ゲ「お嬢の身体は入院前はいつ倒れてもおかしくなかったんです。お嬢も死を覚悟していました」
なんでや...?
まだ18やろ?
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作者名:bell | 作成日時:2017年9月13日 1時