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「やっと来た」

蛮「おせーぞ糸巻き」

花「すいません」


花月くんが来てようやく全員がそろった。


花「それで、何かつかんだんですか?」

「うん。データ見つけた」

蛮・銀「「は?」」

「三本の部屋で選手データ見つけたの」


机の上にUSBを置くとGetBackersは突然詰め寄ってきた。


蛮「なんで俺らより先に見つけてんだよ!」

銀「そうだよ!奪還は俺らの仕事でしょ!」

「しょうがないじゃん。見つけちゃったんだから」


見つけたのにそのままにしとくのもおかしいでしょ。


「でもまだ終わりじゃないよ。野球のデータしか見つからなかったの」

士「サッカーはないのか?」

「うん。しかも三本のパソコンには野球組のデータしかなかった」

銀「てことは...どういう事?」


ガンッ


銀「痛ー!!」

蛮「バカは黙ってろ!」

「ケンカしないでよ...つまり三本の他にサッカー組に関わってる黒幕がいるってこと」


忍び込んだらすぐ終わるかと思ったけどこれはなかなかにややこしいかもね。


花「そうなるとReignが怪しいですね」

「違法な薬の密輸をしてたんでしょ?」

花「ええ。あの後、もう少し調べることが出来たんですが怖い可能性が出て来ました」

銀「怖い可能性?」

花「ええ。Reignは薬の密輸入をしていたんですがその薬を使って人体改造を目論んでいるようなんです」

蛮「まさかその薬を選手に使おうって魂胆じゃねぇよな」

花「そのまさかです」


そんな…


花「今は薬を精査しているようですが早くしないといつ選手に手を出すかわからないですね」


早く真相を解明しないと選手に被害が及ぶ。

そんなことさせない。


「花月くんは引き続きReignについて調べて。私は三つ葉の行動に注視しながら選手にも目を配る」

士「動物たちにも逐一報告するように伝えとく」

蛮「俺らは選手中心に気を配る」

「みんなよろしく」


報告会はここまで。

早く解決出来るように明日も頑張らなきゃ。



次の日


三「おはよう。工藤さん」

「おはようございます」

三「昨夜は悪かったね。いつの間にか寝てしまっていて…」

「?。何かありましたか?」

三「え?昨夜は私の部屋に…」

「昨日はサポートスタッフの方々と次の日の練習についてミーティングをしていましたが?」

三「そ、そうですか」

「夢でも見られたんですかね?」


すっとぼける私に三本は困惑している様子だった。

ちょっと面白い。

28→←26 花月



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うちほた(プロフ) - bellさん» 漫画全巻持ってるくらい大好きです!更新楽しみに待ってます! (2017年2月17日 11時) (レス) id: 69b4c20639 (このIDを非表示/違反報告)
bell(プロフ) - うちほたさん» うちほた様☆感想ありがとうございます!GetBackersをご存知の方がいて嬉しいです。亀更新ですが是非お楽しみください! (2017年2月17日 10時) (レス) id: 6c4ac958f9 (このIDを非表示/違反報告)
うちほた(プロフ) - GetBackers懐かしいです!大好きな漫画だったので、嬉しいです! (2017年2月17日 9時) (レス) id: 69b4c20639 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:bell | 作成日時:2017年2月10日 23時

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