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「山田さん、右腕出してください」


腕に湿布を貼り、テープで固定。

症状は軽いからこれだけでOK。


「明日も練習ですか?」

山「そうっす」

「じゃあ入念にストレッチしてくださいね」


VOLTSにいた頃は怪我は日常茶飯事だった。

治療も自分で出来なきゃ死んでたし、仲間も失うことになっただろう。

まさか潜入捜査でこの知識が役立つとは思わなかったな。


坂「A〜次は俺やって〜」

金「坂本くんはこっち。工藤さん、大谷くんのアイシングしてくれる?」

「わかりました」

坂「なんでやねーん!」

金「はいはい、大人しくする!」


大谷さんの肩に氷嚢をあてて固定。

怪我ではなく、ケアだからなんの心配もない。


「中田さんは気になるところありますか?」

中「背中なんやけど...」

「わかりました」


背中を触るとかなり筋肉が張っていた。


「電気あてた方が良さそうですね。ベットでうつ伏せになってください」


うつ伏せになった中田さんの背中にパットをはり、電気を流していく。


「どうです?」

中「ちょうどええよ」

「電気流しながら温めますから熱かったら言ってください」

坂「何で俺だけ金田先生なん…」

金「文句言わない。ほら終わったよ」


坂本さん、山田さん、大谷さんは帰っても良いけど中田さんが終わるまで待ってるみたいだ。


山「Aさん、いつデートします?」


まだ諦めてなかったんかい!


「他の方を誘ってください」

坂「あかんで哲人。Aは俺とデートするんやから」

「坂本さんも他の方を誘ってください」


スポーツ選手なら選びたい放題でしょ。


坂「どこ行きたい?」

「私の話、聞いてました?」

山「Aさんとなら落ち着いた雰囲気の方が良いですよね〜。水族館とかどうです?」

坂「そんなん子供っぽいやん。映画見に行って夜は綺麗な夜景を見えるレストランで食事する方がええで?」


私を誘ってるのに私の話は無視なのか?

バカバカしすぎて相手にする気起きない…

放っておいても2人は勝手に盛り上がってるし。


大「行かないんですか?」

「はい」

中「あの2人、野球界の中で女性人気の高い2人やで?」

「そうなんですか」

中「誘われて何とも思わへんの?」


私が思う事と言ったら…


「興味ありません」


そう言った私に2人は驚いたようなかおをしていた。

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うちほた(プロフ) - bellさん» 漫画全巻持ってるくらい大好きです!更新楽しみに待ってます! (2017年2月17日 11時) (レス) id: 69b4c20639 (このIDを非表示/違反報告)
bell(プロフ) - うちほたさん» うちほた様☆感想ありがとうございます!GetBackersをご存知の方がいて嬉しいです。亀更新ですが是非お楽しみください! (2017年2月17日 10時) (レス) id: 6c4ac958f9 (このIDを非表示/違反報告)
うちほた(プロフ) - GetBackers懐かしいです!大好きな漫画だったので、嬉しいです! (2017年2月17日 9時) (レス) id: 69b4c20639 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:bell | 作成日時:2017年2月10日 23時

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