chapter 54 ページ4
*
『うっわー…!』
外に出ると空には満点の星空と、流れては消えていく流星群。
「…すごい」
思わずこぼれた言葉にAは得意げにほほ笑む。
『でしょっ?』
『部屋の窓から見てたんですけど、外の方がよく見えるかなーって思って』
『そしたら先輩いてびっくりしました!』
『でも、正解でしたね!』
「…」
―――正解。
多分、いやおそらく確実に“外で見た方が奇麗で正解”、
そういう意味なんだろうけど。
そっと、空を見上げる横顔を見る。
俺と見られて良かった、
そういう意味が少しでも込められていたら良いのに。
なんて。
「A」
『はい?』
星が見たくて見たくて、一瞬でも空から目を離したくないだろうに
話しかければ律儀にちゃんとこちらを見てくれる。
「座ろっか」
少し先にあるベンチを顎で指す。
『あ、はい!』
「それと、」
『?、はい』
ああ―――
今日、ジャージ忘れてよかったな。
「これ着て。さすがに寒いでしょ」
『―――!』
「…着ないなら部屋連れ戻すよ」
『いえ…。ありがとうございます!』
(わー。)
(…?星、きれいだね)
(マサ先輩のにおいがしますー)
(…!!!、は)
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Yuri(プロフ) - KANNAさん» コメントありがとうございます(*´ェ`*)笑っていただけました??キュンキュンしていただけました??(;▽;)嬉しいです!!個人的に健太郎さんのギャグパートが書いてて楽しかったです。笑 お気遣いと労いの言葉にも救われる思いです…ありがとうございます( ; _ ; ) (2016年6月12日 16時) (レス) id: 258a85c425 (このIDを非表示/違反報告)
KANNA(プロフ) - キュンキュンもして・・・本当に楽しい作品です!お仕事の合間で負担になるかもしれませんが、もしまた新しいストーリーを書いて下さったら飛びついて読みます!笑 最高です!お疲れ様でした(*^^*) (2016年6月12日 15時) (レス) id: 35cc4c3b7c (このIDを非表示/違反報告)
KANNA(プロフ) - 読ませて頂きました。ストーリーもそれぞれの考えや言葉も本当に素敵で声に出して笑うこともあれば、 (2016年6月12日 15時) (レス) id: 35cc4c3b7c (このIDを非表示/違反報告)
Yuri(プロフ) - じじさん» コメントありがとうございます(;▽;)イキナリでも予告ありでもなんでも構いません!!嬉しいです!!(;▽;)幸せに…なってもらえたなら本当に、作って良かったなぁ!!って思います。ありがとうございます。 (2016年6月11日 3時) (レス) id: 258a85c425 (このIDを非表示/違反報告)
じじ(プロフ) - 初めまして。全部読ませてもらいました!とっても感動し、幸せな気分を味わえるお話でした(*^ω^*)作者さんの書き方?描写?がとっても好きです!!次作とか作る予定があればぜひ楽しみにしています゚(゚´Д`゚)゚。いきなりコメントしてすみませんでした(><)笑 (2016年6月11日 1時) (レス) id: 0114c047a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yuri | 作成日時:2016年1月9日 0時