【実況者】疾風【精霊パロ】 (ページ7)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:7,908 hit

▼ ページ7

「ことごとくクローズなんですよね」

『…やっぱり初日だから…』

「そうなんですよねー。ところでどりみーなんか分かる？」

「ｴｯ？ﾅﾝﾃﾞ俺に振るの?」

「ははは」

どうやらこういうノリらしく、私には向いてないなあなどと考えていると。

「あっ、あそこ開いてるんちゃう？」

『あそこ…？』

見てみるとなんとも言えない豪華さを持ったレストラン的な…何かがあった。

「ｴ、ﾃﾞﾓ高そうだよ？」

『でも…あそこしかない、かなぁ…』

代金請求されるのかな。なければ良いけど。

と私達は皇族の食堂のような重厚感に溢れた建物に足を進めたのであった。

そっと覗いてみる。

「__じゃないか？」

「それやったら___」

「でもそれ、間違いなく疾風がいるゾ」

「仕方ないやん、__」

何やら聞いてはいけないものが聞こえてしまったようである。

「脅威」というワードが何度も漏れ聞こえていること。

眼鏡を掛けた金髪の男と赤を基調にした服の七三分けの男が話していること。

これは国家機密なのではないだろうか…バレたら首飛ばないかな…

「あれ、噂をすれば疾風に電気に電子じゃないか？」

「あ、ほんまや」

バレたみたいである。