出会い ページ2
『…そうなんだ』
「そうそう。それでさ、先輩が言ってくれたの！なんて言ったと思う？」
『うーん…分からないな。ほら、私ってバカだから』
「いやいや、そんなことないよ！そんでね、先輩は…って言ってくれたの！キュンキュンするでしょ？私ドキドキで___」
気付かない。誰も。
そう思っていた。
「うっす」
『…誰』
放課後、家に帰りたくなくて机に突っ伏していると違うクラスの男子がやって来ていた。
「あー、俺はショッピ。」
『…あの有名な？』
彼は、とある有名不良グループに年下なのに所属しており、かなり鳴らしていた。
だが圧倒的に成績優秀な上に不良グループリーダーの親の力があり高校受験はまちがいなく通る。全くお気楽な奴だ。
『で、あなたが私に何の用』
「うちの総統が、お前に話がある」
彼の声は無機質だった。だからつい余計な一言を挟んでしまう。
『…関西弁でしゃべってや。疲れる』
「…は？」
『え？ここ何県か解る？Theがつくほどの関西やで？』
「…いや、俺に面と向かってこんなこと言うやつ初めてやから。意外と根性あるな」
『当たり前やろ。家が家なんだから』
「…まぁいい。とりあえず来い」
『随分と乱暴だなー。まぁええけど』
ついたのは体育館裏である。学校でも殴られるはめになるのだろう。いろいろ面倒だ。
などと呑気に考えていたから、
「お前に、このグループに入って欲しい」
などと言われても簡単に受け入れてしまったのである。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 75人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪姫(プロフ) - 小説面白くて大好きです。投稿頑張って下さい。名前を何回設定しても今中燐のままです。何故だか分かりませんか？ (2020年6月23日 16時) (
レス) id: ef862af7e8 (このIDを非表示/違反報告)
まめの(プロフ) - ベルサイコカノンさん» 更新あざす(大声) (2019年5月31日 21時) (レス) id: f4614453c1 (このIDを非表示/違反報告)
ベルサイコカノン(プロフ) - まめのさん» ドンドン長くしてくれてもいいですよは草w あざす(小声) (2019年5月29日 21時) (レス) id: aef7678478 (このIDを非表示/違反報告)
まめの(プロフ) - ベルサイコカノンさん» な、なんか頼まれた…ww逆にﾄﾞﾝﾄﾞﾝ長くしてくれてもいいんだぞwkwk (2019年5月25日 13時) (レス) id: f4614453c1 (このIDを非表示/違反報告)
ベルサイコカノン(プロフ) - まめのさん» レス遅れ申し訳ないです。多分うんざりするくらい長くなるはずですが私は書きます。後は頼みました() (2019年5月24日 22時) (レス) id: 7c4785a38b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ベルサイコカノン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bellkanon5/
作成日時：2019年4月28日 21時
