3日 ページ3
俺が返事を出来ずに居る理由は過去にあって、皆に理由がある訳じゃないんだ
今でも耳に、手に、感覚が全て残ってる
「好きだよ」
そう言って笑った顔には赤黒い液体が付いていて
俺の手はそれで汚れてしまっていた
あの感触、生暖かさ、そして
冷たさ
全て残ってる…
何人もの人が俺の腕の中で冷たくなっていったから
目黒「阿部くん、危ないよ」
『えっ……嗚呼、ごめんね。ボーッとしちゃってた』
目黒「んーん、大丈夫。怪我はしてない？」
『うん、大丈夫。怪我してないよ。ほら、顔洗っておいで？』
目黒「ん、」
『んっ…こらっ、早く行ってきてってば。もう…』
目黒「阿部くんキス好きなのに…戻ってきたらまたしようね、ちゅう」
『もうっ！』
不意打ちでキスしてくるから心臓に悪い……
ても、お陰で嫌な事を考えなくて済んだし良かった
出来上がった朝食をお皿に乗せて机に運ぶ
色々と終えて笑顔でこっちに来るから軽くキスだけして一緒に朝食を摂る事に
目黒「そういえば今日俺ロケなんだっけ？」
『え、自分の予定くらい覚えなよ。めめは康二と一緒にロケ。俺は如恵留達とクイズ番組の収録と、ふっかと雑誌撮影。多分今日はふっかの日なのかな…』
目黒「ふーん…じゃあ今のうちに阿部くんを堪能しとかなきゃ」
『めめは着替えたら直ぐに出なきゃやばいでしょ？マネージャー迎えに来るんだから。まためめの日には沢山時間取っとくから、ね？』
目黒「…約束」
『うん、約束』
目黒「ん、じゃあ今日も頑張ってくる。阿部くんも頑張ってね」
『はぁい。応援してるね、めめ』
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蓮 -hasu-(プロフ) - ゆりりんさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて幸いです…！小説を書くのも初めてで、尚且つこのような作品なので不安だったのですが、そう言って頂けると頑張れます！ありがとうございます！ (2021年8月10日 0時) (
レス) id: 84ed2b0599 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - かなりサイコ？な話なのに、阿部ちゃんの存在感と作者様の手腕で、怖さを感じさせず不思議な魅力にドキドキです。 (2021年8月9日 23時) (レス) id: 98a2165352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮 -hasu- | 作成日時：2021年7月26日 21時
